夜明け前の 思いがけない経験でした。
7月の梅雨が明けると、京都では、祇園祭がはじまります。
コロナ禍になって、2年も続けてのメインの山鉾巡行が無かったのです。
お休みをもらっても、遠くへの旅行はできなかった昨年。
「夜のお店への外出は自粛」を求められて、お店や山鉾の会所でのお酒はダメになりました。
でも、今年は祇園祭もいつも通り開催されることになって、夜遅くまで、彼と浴衣で楽しむ事ができるようになりました。
今年のために用意した浴衣を身につけながら 少し前の、あの頃を思い出していました。
《祇園祭の夏を迎えて》
女性として外出するためのスカート、ワンピース、ドレスなどの衣装に合わせた、ランジェリーや下着、メイクのための化粧品などに加えて、靴やバッグアクセサリーまで衣装ダンスにいっぱいになりました。
多くの女装子が夏になると、明るい色彩のワンピースやスカート、時には透けるようなブラウスを身につけて、女装外出を楽しむのです。
私も、夏になると、プールや白い砂浜の海岸で、水着や浴衣などで女装して楽しんでいました。もちろん、プールのあるホテルや海の見えるホテルでの男性との経験も、かなりの回数になっていました。
その夜、私は2回戦に備えて、さっきとは違う悩ましいセクシーランジェリーに着替えました。ウイッグも別のものに変えてみました。
暗くなって、何も見えない海、ただ打ち寄せる波の音が聞こえている。
カーテンを閉めて、ベッドに近づいた。
彼にグラスの冷たい水を手渡しました。
「まだ、すぐには無理よね」
ベッドに入ると、そう時間も経っていないのに、もう彼のものが私の手の中でムクムクと大きくなり始めました。
彼の手で、赤いランジェリーを脱がされ、膨らませた私のバストを揉まれました。
さらに、とがった乳首を口に含み、左手は私のショーツの中に指を入れてきました。
「痛かったけど、胸を大きくしてよかった」
「シリコンを注入したのか?」
彼のために、120㏄の豊胸手術を受けました。
「シリコンじゃないの、身体に害の無いもので膨らませたの、また元に戻るけど」
「じゃあ、今夜はおっぱい責めをしてみよう」
10分以上もクチュクチュといやらしい音を立て、乳首を彼に吸われながら感じてしまっている。 恥ずかしさを覚えながらも、興奮してしまい、息を荒くしていると、彼が私を四つん這いにさせて後背位で入って来ました。
私の腰を掴むようにして、激しく突いてくる彼。後背位でのセックスでは、オーガズムに達しやすいのです。
彼の激しい動きに刺激され、私はオーガズムに導かれていました。
「ゆりさん、感じやすいんだね…」
「こんなに続けてイッたのって、初めてよ」と言うと、
「光栄だなぁ」と彼は照れたように言いました。
2時間しかなかったのに、その後も1回セックスしてしまい、大慌てでシャワーを浴びてホテルを出た私たち。
「また機会が有ったら」と再会の約束をして帰りました。
既婚者の場合、奥さんに悪いと思う反面、私は奥さんがしてあげられないことをしてあげます。夫婦生活では味わえない性行為で、彼も満足しているのです。
私は妊娠の不安のない女として、たまに会って二人の時間を楽しんでいます。
1つだけ、決して奥さんが居る相手の、自宅ではしないと決めています。
男性は気づかないことでも、奥様は女性の感、シーツのしわ、香水の香り、髪の毛一本でも、分かってしまうのです。
写真を撮り、残しておきたいと言う、男性が多いです。でも、残した写真をどこに隠したかも忘れて、奥さんが見つけてしまうこともあります。
写真は、紙でなくスマホでもなく、SDカードにして別の所に保存、パスワードで開くようにします。そのパスワードも、1111,1234,はダメですね。
《襲われた私》
お盆休みが終わり、秋になる頃でした。住んでいた地域では、地蔵盆というちょっとした行事があります。
まだ夏の暑さを思わせる夕方、浴衣姿の親子連れも多かったのです。少し遅い時間でしたが、その頃交際していた方と女装デートを楽しむことにしました。
夜店の屋台では、ゲームを楽しんだり、お菓子を買いました。その後、居酒屋でお酒を少し飲みました。11時過ぎになり、1キロほどの道のりを歩いて帰ることにしました。
彼のマンションの前で、抱きしめられてキスをしました。
「泊まっていかないか?」
「あした、仕事だから、今夜は帰る」
「そうか、気をつけてね、土曜日はいいだろう?」
「あさって? 土曜ならいいわよ、でも生理になったらダメかも」
私は、女装子だから、本当は生理なんか無いのです。
「生理になっても、頼むよ」
「大丈夫よ、きっとエッチできるから」
「もう遅いから、送っていこうか?」
「大丈夫、着いたら電話するね」
彼に別れを告げて、あと1キロの夜道を歩いていました。彼のマンションを離れると、暗い道でした。
建設中の住宅工事現場があって、街灯も少ない場所でした。10軒ほどの木造の住宅は、まだ柱と屋根と床板だけの状態でした。
建設中の住宅地の前まで来て、もうあと5分ほどで着くわ、そう思ったときに、車から人影が飛び出してきました。
「姉ちゃん、一人でさびしいだろ」
「こんな遅くまで、乳くりあってたんか」
「俺らにも付き合って欲しいな」
2人の男たちに取り囲まれて、男から乱暴に腕をつかまれたのです。もがく足を、もう一人の男に抱きかかえられて、建設中の住宅の中に連れ込まれてしまったのです。
まだ完成前の住宅、照明は裸電球だけの建設現場、ガムテープで後ろ手に縛られてそこにあったロープで足を動かせないようにされたのです。抵抗することもできない私は、畳の上に押し倒されたのです。
「兄貴、順番はどうします?」
「俺は2番目でいいわ、ヒロ、お前から楽しめよ。大人しくなったら、俺の番だ」
ヒロと呼ばれた男は、胸元に手を入れ、ブラジャーの上から胸を揉むのです。次第に息を荒くして、Tシャツのすそをめくり上げ、淫らな感じでバスト触り、スカートの裾をめくりあげて、閉じようとする私の股間に触れてきました。
すぐには気づかなかったようです。しかし、ブラジャーをずらされて、下半身を触られたのです。
「あれっ、こいつ、女じゃない」
「ヒロ、どいてみろ、まさかニューハーフ、おかま?」
二人に乱暴に、私の着ている服を脱がされて、男たちの目の前で下半身をむきだしにされました。身を守るにはあまりにも、小さなナイロンのショーツもずりおろされたのです。男たちに触られると、恥ずかしいことに、私のペニちゃんは硬くなりかけていたのです。
「こいつ、チン棒をおっ起てやがって、感じてるのか、変態!」
「顔は化粧もしていて、可愛いくせに、こんなものがついてるなんて」
「兄貴、俺もこんなになってるのに、どうしてくれんだよ」
「仕方ないだろ、自分でせん○りでもして、こいつに顔射してやったら」
「兄貴は?」
「女装してるが、珍しい、おっぱいもあって」
「女の代わりに、楽しみますか?」
「おかまを掘る気は無いが、ちょっと可愛がってやるか」
一人の男は、美しく化粧をした私の顔を見ながら、自分の男性器をしごき始めていました。 そして、私の顔をめがけて精液を顔射するつもりのようでした。
「結構、美人じゃねえか、これが男だなんて」
ピカッ!とスマホのカメラのライトが光りました。
「兄貴、何してんですか?」
「女なのにペニクリがあるだろう、写真にとってるんだよ」
「それと、こんな写真があると、俺たちをサツにばらしにくいだろ」
「さすが兄貴、そいつは面白い、顔射のあと、俺も撮ってみよう」
数枚の写真をとり、それと同時に、兄貴と呼ばれた男が私の下半身に触れるのです。手を伸ばして、私のペニちゃんを薄いパンティーの布ごしに、しごき始めたのです。男の弱点というか性感帯を知っているから、緩急をつけて撫で擦られたのです。
「かなり感じはじめたようだ、びんびんになってやがる」
「女のパンティーを穿いて、いやらしい格好だ」
「上半身は女なのに、本当に女みたいで、女じゃない」
「けっこう面白いだろう、このおかまちゃんも、もうそろそろ、昇天しそうだ」
「ああっ、兄貴、おれも気をやってしまいそうで」
「ちゃんとお前の愛情を、顔のうえにまいてやりな」
「ああー、逝くっ」
その時、暖かいほとばしりが顔のうえに飛んできて、しずくとなって滴りながれるのでした。 それと同時に、パンティーを脱がされて、男の手の中で弄ばれた私のペニちゃんも限界を越えていました。
飛び散った精液が、太ももやショーツを濡らしていました。兄貴と呼ばれた男も、硬直した自分の肉柱をしごき始め、最後には私の顔に向けて射精したのです。
その時です、人通りの無い道路を、たまたま通りかかったパトカー。 近くの建設中の住宅の前で止まりました。
「やばい、見つかる前に逃げよう」
「このままだと、見つかるんじゃ」
「そこに、シートがある、それを使おう」
二人は、ガムテープで私の口を塞ぎ、裸電球を消して暗くなった部屋から、そっと逃げ出したのです。赤い回転灯のライトにびくっとしながら、彼らは急いで車に乗ると、反対方向へ走り去っていきました。残されたわたしは、手足を縛られたまま、でした。
建設中の住宅の床に寝かされた私は、口を塞がれて、手も足も縛られたままでした。警官は、走り去った車の様子をみて、すぐにパトカーで彼らを追いかけるように、通り過ぎていきました。
誰かに助けてもらいたい、でも、このままで誰かに見つけられても、恥ずかしい。 なんとかしなければ、後ろ手にされているガムテープは、少しも緩みません。縛る縛る紐も、なかなか緩みません。
心はあせるばかりです。何とか汗で、口に張られたガムテープがはがれました。その時、携帯の着信音が鳴りました。それと同時に、彼が私の名を呼ぶのが聞こえました。
携帯電話にも、メールも返事が来ないのを不審に思って彼が探しに来てくれたのです。
「ここよ!」
「助けて、ここにいるの」
携帯の鳴る音と私の声を聞いた彼が、気づいてくれました。彼に助けられて、ほっとしたのか涙があふれていました。
彼は、何があったか、察したようです。すぐに、縄を解き、顔を拭いてくれました。
彼に支えられて、家まで送ってもらいました。汚された浴衣も、下着もすべて着ているものを脱ぎ、すぐにシャワーで身体を洗いました。いつも以上に身体中をボディソープの泡だらけにして、嫌な匂いがしないように香水を付けました。
「ひどいめに遭ったね、もう忘れようね」
「・・・」 黙っていた私。
「もう、遅いから帰るよ」
「帰らないで、おねがい」
ひとりで居るのが、寂しくて、辛かったのです。彼と一緒に、わたしのセミダブルのベッドで過ごしました。でも、なかなか眠れなかったのです。
香水のあまいソフトな匂いに包まれた私。眠りかけていた彼を起こして、頼んだのです。
嫌なことを忘れるようにと、彼も付き合ってくれました。 私の乳房を揉みしだき、乳首を優しく甘噛みして、敏感に感じ始めた私。さらに、私の下半身に触れる彼、彼にお願いしてローションで、受け入れる準備をした私。
大きくなった彼のもので何度も貫かれ、微妙に感じ始めた私、抑えきれず、思わず声を上げていました。
「ああっ、いいわ、そうよ、アア~」
「逝ってもいいかい」
「ええ、オネガイ、イッテ、イッテ」
彼の動きが激しくなり、突き上げるような動きに、わたしも合わせるように腰を、彼に押しつけて、深く彼が入ってくるのを感じていました。彼とのセックスが、一番だわ、そう思いながら、絶頂を迎えていました。
夏の夜が明けようとしている頃、眠りにつきました。
翌日は休みを取りました。休みだった彼と、ずっと一緒でした。
男性の時と違って、女装しているときは、気をつけなければいけません。やっぱり女性の夜遅い一人歩きは、危ないと思いました。
ホームページにもどる
7月の梅雨が明けると、京都では、祇園祭がはじまります。
コロナ禍になって、2年も続けてのメインの山鉾巡行が無かったのです。
お休みをもらっても、遠くへの旅行はできなかった昨年。
「夜のお店への外出は自粛」を求められて、お店や山鉾の会所でのお酒はダメになりました。
でも、今年は祇園祭もいつも通り開催されることになって、夜遅くまで、彼と浴衣で楽しむ事ができるようになりました。
今年のために用意した浴衣を身につけながら 少し前の、あの頃を思い出していました。
《祇園祭の夏を迎えて》
女性として外出するためのスカート、ワンピース、ドレスなどの衣装に合わせた、ランジェリーや下着、メイクのための化粧品などに加えて、靴やバッグアクセサリーまで衣装ダンスにいっぱいになりました。
多くの女装子が夏になると、明るい色彩のワンピースやスカート、時には透けるようなブラウスを身につけて、女装外出を楽しむのです。
私も、夏になると、プールや白い砂浜の海岸で、水着や浴衣などで女装して楽しんでいました。もちろん、プールのあるホテルや海の見えるホテルでの男性との経験も、かなりの回数になっていました。
その夜、私は2回戦に備えて、さっきとは違う悩ましいセクシーランジェリーに着替えました。ウイッグも別のものに変えてみました。
暗くなって、何も見えない海、ただ打ち寄せる波の音が聞こえている。
カーテンを閉めて、ベッドに近づいた。
彼にグラスの冷たい水を手渡しました。
「まだ、すぐには無理よね」
ベッドに入ると、そう時間も経っていないのに、もう彼のものが私の手の中でムクムクと大きくなり始めました。
彼の手で、赤いランジェリーを脱がされ、膨らませた私のバストを揉まれました。
さらに、とがった乳首を口に含み、左手は私のショーツの中に指を入れてきました。
「痛かったけど、胸を大きくしてよかった」
「シリコンを注入したのか?」
彼のために、120㏄の豊胸手術を受けました。
「シリコンじゃないの、身体に害の無いもので膨らませたの、また元に戻るけど」
「じゃあ、今夜はおっぱい責めをしてみよう」
10分以上もクチュクチュといやらしい音を立て、乳首を彼に吸われながら感じてしまっている。 恥ずかしさを覚えながらも、興奮してしまい、息を荒くしていると、彼が私を四つん這いにさせて後背位で入って来ました。
私の腰を掴むようにして、激しく突いてくる彼。後背位でのセックスでは、オーガズムに達しやすいのです。
彼の激しい動きに刺激され、私はオーガズムに導かれていました。
「ゆりさん、感じやすいんだね…」
「こんなに続けてイッたのって、初めてよ」と言うと、
「光栄だなぁ」と彼は照れたように言いました。
2時間しかなかったのに、その後も1回セックスしてしまい、大慌てでシャワーを浴びてホテルを出た私たち。
「また機会が有ったら」と再会の約束をして帰りました。
既婚者の場合、奥さんに悪いと思う反面、私は奥さんがしてあげられないことをしてあげます。夫婦生活では味わえない性行為で、彼も満足しているのです。
私は妊娠の不安のない女として、たまに会って二人の時間を楽しんでいます。
1つだけ、決して奥さんが居る相手の、自宅ではしないと決めています。
男性は気づかないことでも、奥様は女性の感、シーツのしわ、香水の香り、髪の毛一本でも、分かってしまうのです。
写真を撮り、残しておきたいと言う、男性が多いです。でも、残した写真をどこに隠したかも忘れて、奥さんが見つけてしまうこともあります。
写真は、紙でなくスマホでもなく、SDカードにして別の所に保存、パスワードで開くようにします。そのパスワードも、1111,1234,はダメですね。
《襲われた私》
お盆休みが終わり、秋になる頃でした。住んでいた地域では、地蔵盆というちょっとした行事があります。
まだ夏の暑さを思わせる夕方、浴衣姿の親子連れも多かったのです。少し遅い時間でしたが、その頃交際していた方と女装デートを楽しむことにしました。
夜店の屋台では、ゲームを楽しんだり、お菓子を買いました。その後、居酒屋でお酒を少し飲みました。11時過ぎになり、1キロほどの道のりを歩いて帰ることにしました。
彼のマンションの前で、抱きしめられてキスをしました。
「泊まっていかないか?」
「あした、仕事だから、今夜は帰る」
「そうか、気をつけてね、土曜日はいいだろう?」
「あさって? 土曜ならいいわよ、でも生理になったらダメかも」
私は、女装子だから、本当は生理なんか無いのです。
「生理になっても、頼むよ」
「大丈夫よ、きっとエッチできるから」
「もう遅いから、送っていこうか?」
「大丈夫、着いたら電話するね」
彼に別れを告げて、あと1キロの夜道を歩いていました。彼のマンションを離れると、暗い道でした。
建設中の住宅工事現場があって、街灯も少ない場所でした。10軒ほどの木造の住宅は、まだ柱と屋根と床板だけの状態でした。
建設中の住宅地の前まで来て、もうあと5分ほどで着くわ、そう思ったときに、車から人影が飛び出してきました。
「姉ちゃん、一人でさびしいだろ」
「こんな遅くまで、乳くりあってたんか」
「俺らにも付き合って欲しいな」
2人の男たちに取り囲まれて、男から乱暴に腕をつかまれたのです。もがく足を、もう一人の男に抱きかかえられて、建設中の住宅の中に連れ込まれてしまったのです。
まだ完成前の住宅、照明は裸電球だけの建設現場、ガムテープで後ろ手に縛られてそこにあったロープで足を動かせないようにされたのです。抵抗することもできない私は、畳の上に押し倒されたのです。
「兄貴、順番はどうします?」
「俺は2番目でいいわ、ヒロ、お前から楽しめよ。大人しくなったら、俺の番だ」
ヒロと呼ばれた男は、胸元に手を入れ、ブラジャーの上から胸を揉むのです。次第に息を荒くして、Tシャツのすそをめくり上げ、淫らな感じでバスト触り、スカートの裾をめくりあげて、閉じようとする私の股間に触れてきました。
すぐには気づかなかったようです。しかし、ブラジャーをずらされて、下半身を触られたのです。
「あれっ、こいつ、女じゃない」
「ヒロ、どいてみろ、まさかニューハーフ、おかま?」
二人に乱暴に、私の着ている服を脱がされて、男たちの目の前で下半身をむきだしにされました。身を守るにはあまりにも、小さなナイロンのショーツもずりおろされたのです。男たちに触られると、恥ずかしいことに、私のペニちゃんは硬くなりかけていたのです。
「こいつ、チン棒をおっ起てやがって、感じてるのか、変態!」
「顔は化粧もしていて、可愛いくせに、こんなものがついてるなんて」
「兄貴、俺もこんなになってるのに、どうしてくれんだよ」
「仕方ないだろ、自分でせん○りでもして、こいつに顔射してやったら」
「兄貴は?」
「女装してるが、珍しい、おっぱいもあって」
「女の代わりに、楽しみますか?」
「おかまを掘る気は無いが、ちょっと可愛がってやるか」
一人の男は、美しく化粧をした私の顔を見ながら、自分の男性器をしごき始めていました。 そして、私の顔をめがけて精液を顔射するつもりのようでした。
「結構、美人じゃねえか、これが男だなんて」
ピカッ!とスマホのカメラのライトが光りました。
「兄貴、何してんですか?」
「女なのにペニクリがあるだろう、写真にとってるんだよ」
「それと、こんな写真があると、俺たちをサツにばらしにくいだろ」
「さすが兄貴、そいつは面白い、顔射のあと、俺も撮ってみよう」
数枚の写真をとり、それと同時に、兄貴と呼ばれた男が私の下半身に触れるのです。手を伸ばして、私のペニちゃんを薄いパンティーの布ごしに、しごき始めたのです。男の弱点というか性感帯を知っているから、緩急をつけて撫で擦られたのです。
「かなり感じはじめたようだ、びんびんになってやがる」
「女のパンティーを穿いて、いやらしい格好だ」
「上半身は女なのに、本当に女みたいで、女じゃない」
「けっこう面白いだろう、このおかまちゃんも、もうそろそろ、昇天しそうだ」
「ああっ、兄貴、おれも気をやってしまいそうで」
「ちゃんとお前の愛情を、顔のうえにまいてやりな」
「ああー、逝くっ」
その時、暖かいほとばしりが顔のうえに飛んできて、しずくとなって滴りながれるのでした。 それと同時に、パンティーを脱がされて、男の手の中で弄ばれた私のペニちゃんも限界を越えていました。
飛び散った精液が、太ももやショーツを濡らしていました。兄貴と呼ばれた男も、硬直した自分の肉柱をしごき始め、最後には私の顔に向けて射精したのです。
その時です、人通りの無い道路を、たまたま通りかかったパトカー。 近くの建設中の住宅の前で止まりました。
「やばい、見つかる前に逃げよう」
「このままだと、見つかるんじゃ」
「そこに、シートがある、それを使おう」
二人は、ガムテープで私の口を塞ぎ、裸電球を消して暗くなった部屋から、そっと逃げ出したのです。赤い回転灯のライトにびくっとしながら、彼らは急いで車に乗ると、反対方向へ走り去っていきました。残されたわたしは、手足を縛られたまま、でした。
建設中の住宅の床に寝かされた私は、口を塞がれて、手も足も縛られたままでした。警官は、走り去った車の様子をみて、すぐにパトカーで彼らを追いかけるように、通り過ぎていきました。
誰かに助けてもらいたい、でも、このままで誰かに見つけられても、恥ずかしい。 なんとかしなければ、後ろ手にされているガムテープは、少しも緩みません。縛る縛る紐も、なかなか緩みません。
心はあせるばかりです。何とか汗で、口に張られたガムテープがはがれました。その時、携帯の着信音が鳴りました。それと同時に、彼が私の名を呼ぶのが聞こえました。
携帯電話にも、メールも返事が来ないのを不審に思って彼が探しに来てくれたのです。
「ここよ!」
「助けて、ここにいるの」
携帯の鳴る音と私の声を聞いた彼が、気づいてくれました。彼に助けられて、ほっとしたのか涙があふれていました。
彼は、何があったか、察したようです。すぐに、縄を解き、顔を拭いてくれました。
彼に支えられて、家まで送ってもらいました。汚された浴衣も、下着もすべて着ているものを脱ぎ、すぐにシャワーで身体を洗いました。いつも以上に身体中をボディソープの泡だらけにして、嫌な匂いがしないように香水を付けました。
「ひどいめに遭ったね、もう忘れようね」
「・・・」 黙っていた私。
「もう、遅いから帰るよ」
「帰らないで、おねがい」
ひとりで居るのが、寂しくて、辛かったのです。彼と一緒に、わたしのセミダブルのベッドで過ごしました。でも、なかなか眠れなかったのです。
香水のあまいソフトな匂いに包まれた私。眠りかけていた彼を起こして、頼んだのです。
嫌なことを忘れるようにと、彼も付き合ってくれました。 私の乳房を揉みしだき、乳首を優しく甘噛みして、敏感に感じ始めた私。さらに、私の下半身に触れる彼、彼にお願いしてローションで、受け入れる準備をした私。
大きくなった彼のもので何度も貫かれ、微妙に感じ始めた私、抑えきれず、思わず声を上げていました。
「ああっ、いいわ、そうよ、アア~」
「逝ってもいいかい」
「ええ、オネガイ、イッテ、イッテ」
彼の動きが激しくなり、突き上げるような動きに、わたしも合わせるように腰を、彼に押しつけて、深く彼が入ってくるのを感じていました。彼とのセックスが、一番だわ、そう思いながら、絶頂を迎えていました。
夏の夜が明けようとしている頃、眠りにつきました。
翌日は休みを取りました。休みだった彼と、ずっと一緒でした。
男性の時と違って、女装しているときは、気をつけなければいけません。やっぱり女性の夜遅い一人歩きは、危ないと思いました。
ホームページにもどる
コメント