《病院の夜》

 私は、ある医療法人の職員です。最近、病院の立て替えがあったのです。新病院の完成に伴い、老朽化していた旧病院を取り壊す事になったのです。

旧病院からの荷物の搬入を仕切り、作業は終わりました。 ほとんどの医療器具、備品は新しい機材になったので、古い医療器具は業者任せで処分したのです。

 旧病棟からは、すべてベッドも運び出し、空の状態になっていました。 旧管理棟、そこにはカルテの倉庫、2階には医師の宿泊室、3階には看護職員の更衣室、休養室があったのです。

 3階に上がってみると、誰も居ない更衣室、そこにはロッカーが並んでいました。 そのロッカーを開けてみると、看護師の制服が放置されていました。 新病院は、職員の制服も一新されて、ナースの制服のデザインも変ったのです。

 ロッカーにあったナースの制服は、廃棄されるだけです。 残されていたナースの制服は、ほとんどクリーニング済みでした。 もったいないと思いながら、ナースの制服を確かめました。 もちろん、自分に合うサイズを集めたのです。

近くには誰も居ないことを確かめ、ナースになってみたのです。 新病院では、廃止されるナースキャップも付けてみました。
連絡通路を渡り、旧病棟に行ってみました。 以前は出来なかった、看護師の姿での院内散歩。

「Y先生のカルテにはさんであった、看護師の写真、どこかしら」
「あったわ、やっぱり」
「いやらしいわ、これって、私の写真だわ」
「後ろからこんな写真を撮ってたのね」
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「いつも看護師のお尻ばかり触って」
その日から、私は旧病院の見回りをかねて、楽しんだのです。

誰も居ない、病棟で、看護師として楽しむ日々でした。
旧管理棟の取り壊しは延期になり、数ヶ月先になったのです。

 まだ、電気も水道も使用できる状態で、医師の宿泊室にはベッドもありました。 これを利用しないなんて、私はそう考えたのです。
 夜、職場を出る頃には、8時を過ぎています。 旧病院の前を通り、4,5分で、自分の借りているマンションがあるのです。職場で夕食を済ませていたので、旧病院の敷地に車を止め、ある荷物を持って管理棟に入りました。

 入り口の鍵を締めて、二階に上がりました。 医師の宿泊室に入り、シャワーをして、仕度をしたのです。 白い下着を身につけ、ブラジャーのカップにはシリコン製の乳房を入れて、ナースの制服を着ました。

 洗面台の鏡の前で、化粧水、ファンデーションを塗り、アイシャドー、アイラインの順に作業。 つけまつげを位置合わせして、口紅のあと頬紅でメイクは完成。
ウイッグは、濃いブラウンのショート、看護師のできあがりです。

 病棟への渡り廊下を歩き、照明のついてない病棟を歩くのです。
窓の外からの光で、廊下は明るく、歩くと揺れるバストを楽しむのです。

休日には、ここから看護師の姿のままで、いつもの女装クラブにお出かけです。
もちろん、移動には車を使います。
 休日、自宅サービスしないで、大丈夫かって?
私は、まだ独身なのです。一人暮らしの家に帰っても、誰も居ないのです。

でも、同じマンションには、病院の職員も住んでいるので、女装での外出は難しいのです。

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 一度、お気に入りの肩が大きく開いた、白いナイトドレスで女装して外出した時でした。たまたま、夜勤明けの看護師に見られたことがあったのです。

「珍しいわね、あなたの部屋から女の人が」
「あれは、家族が・・・」
「そう、彼女が来ていたのかと思ったわ」
「そんなんじゃなく、妹です」
「そういえば、あなたに似ていると思ったわ」

妹が来ていたと、後日、言い訳をしたことがあるのです。

先週末の土曜日は、公休日でした。
大阪にある女装スナックで、顔見知りのKさんと会い、 Kさんをお持ち帰りしたのです。

ドレスで女装していた私、いつものホテルでなく、 ある場所へ。旧病院の敷地に車を止めてもらった。
Kさんと旧管理棟に入り、宿泊室で楽しんだのです。

「先生、ダメです、ここは病院です」
「いいじゃないか、君を診察するんだから」

私の用意した白衣を着て、Kさんは産婦人科医の役です。

「ナース服の胸を開いて、ベッドの上に横になって」
「胸の部分の白衣を脱ぐだけで、いいですか?」

私は、ナースの白衣の前を開いて胸を出して、ベッドに横になります。

「先生、どこも悪くはないんですが」
「嘘を言っては、ダメだ、何か隠してるだろう」
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そう言って、K先生はナース服を着ている私の下半身を、触診するのです。
「先生、くすぐったい、やめて」
「じっとして、へその下、胯間の中央に何かある」
「アアッ、先生、そこ、そこは触らないで」

ナースの白衣をめくり、パンストをずり下げるのです。

「だめです、先生、そんなこと」
「白いパンティの下に、おかしなものがある」

「先生、それは、見ないで」
「やっぱり、堅くなって、しこりのようになってきた」

白いショーツを脱がされ、Kさんが私のあの部分を、握り擦るのです。
「センセイ!、センセイ、あっ、だめです」
「白いうみが溜まっているようだ、出してしまおう」
「ああっ、せんせい、いってしまいます、センセイ!!」

「ほら、もうすぐ楽になる、いきなさい、出して楽にしてあげよう」
「アアー、もうだめ、イッチャウ」

 射精する瞬間に、ガーゼをわたしのものに被せて、K先生の処置は終わった。しばらくしてから、今度は患者になったKさんの処置を、わたしがすることになった。
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「ベッドに寝たままでいいですよ」
「検査の前に、検温と血圧を測ります]
「看護師さん、少し、熱があるかもしれません」
「36度8分、少し高めですね」
「血圧は、135/80です、それでは、下着を脱いでください」

「今から、精液の検査をします、お口でしますから出してくださいね」
「アッ、看護師さん、歯を立てないで、」
「大丈夫ですよ、ほら、もう堅くなりましたね」
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「アア、イイー、そんな風にされると」
「たくさん、出してくださいね」

誰も居ない、旧病院の建物の中ですが、夜11時、朝7時には警備会社が巡回に来る。 それまでの時間、私たちはナースと患者になって楽しんだのです。

今は、もう取り壊しが始まった旧病院、まだ9月までは管理棟が残っています。それまでの間、夜間だけ、秘密の診療がつづくのです。

もちろん、医療関係者として、コロナワクチン接種は、毎回早期に済ませています。




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