【目次】AV女優になった私  
【1】《カメラの前で》《本気で感じて》《パパはAV女優》
【2】《インタビュー》《AV女優になった私》《本番は女になる》

自己破産寸前になった私は、収入を増やすために会社に内緒でアルバイトを始めた。それは、女装してAV女優になることだった。


《インタビュー》

 濡れ場の撮影の後、少しの休憩があり、また、室内での撮影が始まった。対談形式で、セットされたベッドに座り、質問を受ける私。
男なのに、なぜAV女優になろうと思ったのか、そういうインタビューだった。

「なぜ、AV女優になろうと思ったの?」

 男優から、次々と質問されて、答える私、もちろん女声にして。
ベッドの上で、大人っぽい服でなく、白一色、白いブーツを履き、長い髪の毛、若く見えるように化粧している私。
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「女装を始めたのは、いつから?」
「女装で、抱かれた初体験は何歳の時?」


 質問されながら、台詞ではなく、監督の指示で本当のことを話し始めていた。高校生の時、姉の下着やセーラー服で女装していたこと。家族の居ない家の中で、16歳で家庭教師と初体験したこと。

「ほかに男性経験は?、好きなセックスの体位は?」

 学生時代には、女装してメイドカフェでアルバイトしたこと。客に一度、男だとばれたけど、店長に内緒でフェラチオのサービスをしたり、ホテルでご主人様に、身体を捧げることで許してもらえたこと。後背位よりも、最後は正常位で向き合って逝くのが好きだと話した。

「奥さんとのセックスと、女になって抱かれるのと、どちらが本当は好きなのか」

 セックスに淡泊な妻との営みよりも、女装して女になりきって、濃密な男性とのセックスが好きなことを告白していた。そして、インタビューの話しがきっかけになって、台本に新たなシーンが追加された。

 午後からは、高校生のころからの回想シーンの撮影が始まった。私は、家庭教師に、女装していたことを見つけられてしまう。

「ママに言わないで、お願い」
「君のママには言わないから、言うとおりにするんだよ」
「どうすれば、いいの」
「僕の言うとおりにしていれば、それでいいから」

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 私が、彼の言うことにうなづき、姉の寝室に連れ込まれて、女装での処女を奪われてしまう。

 撮影では、何度かフェラで男優のものを、勃たせてからの撮影だった。
 AV撮影では、勃たせ役の女優が用意されるのだが、今は私の役目だった。

 男優に、セーラー服を脱がされて、ブラジャーをむしり取られたり、男優のものに、フェラをする場面では、初めて経験する感じを出せと、言われた。

 監督のOKが出ないので、何度もそのシーンを撮り直した。

 アナルセックスの撮影では、「素人の高校生役だから、あまり、感じている表情はだめだよ」とダメ出しをされた。

 セーラー服も乱れて、スカートがまくれ上がり、ショーツを脱がされ、男優に貫かれ続けて、痛みを感じる程になったとき、OKが出た。

「カット、その痛がる表情で、OK」
これで、撮影が終了した。
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「下半身に、何かかけてやれ」
 失神したように、横たわっていた私。男優が、下腹部だけを隠すようにしてくれた。秘密だが、その優しさが嬉しくて、後日、彼とデートを楽しんだ。

 撮影と違って、めくるめくような快感の連続で、何度も逝かされた。もちろん、私は女になって抱かれた。男優とAV女優、監督と女優、よくあることらしい。

 AVの出演料は、一週間後に振り込まれた。新人は安いからと言われたが、予想より多かった。撮影はハードだが、ホテル代を負担することもなく、メイクもしてもらって、女装して、いろんなタイプのAV男優と楽しめる。

 次回作も、決まったこともあって、まだまだAV女優はやめられない。私の女装は、”芸は身を助ける” これからも女になり続ける。

《AV女優になった私》

 カメラが回り始めた、私はブラジャーとショーツだけ。ベッドで、後から来た男優の腕の中で、私は下半身を右の手で触れられている。
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 この撮影の前に、バイブで下半身を何度も刺激されて、私のアソコはショーツの中で硬直している。
もう、逝きたくなってしまっている。

それを知っているのに、男優から声がかけられる。

「あれっ、これは何かな?」
「ああっ、ダメッ」
「こんなに、大きくして」
「いやっ、言わないで、ああっ」

「こんなに硬くして、はしたないよ」

「いつもは奥さんのあそこに、これを挿入してるんだろ」
「イヤッ、そんなこと」
「そんなこと、しないよな、今日は女になってもらうぜ」

 そう言うと、男優は私のショーツに手を伸ばした。このショーツは腰のリボンをほどくと、脱げてしまうのだ。
はらりと落ちたショーツ、ぴんと股間から勃ち上がった。

 男優の手で、固くなった茎の部分を握りしめられている。もう、それだけでも感じてしまっている。

 小道具さんから男優に手渡された、電動マッサージ器。スイッチを入れて、亀頭にあてがわれた。

「ああ、逝っちゃう」
「まだだよ」
監督から、声がかかった。

「このシーンは、女優は感じさせられて、何度も寸止めをされるんだから。本気で、逝っちゃだめだよ」

いつものおじさまと、過ごすホテルなら、一度や二度は、先に逝かされていた。

 今日は仕事だから、何度も寸止めされ、オナホールまで使用された。

「絵だけ撮って、あとで音を入れろ。」

 私が、いきそうになるので、スイッチを切り撮影したこともあった。なるべく感じないように茎の根元に電マを当ててもらった。それでも、なんどもいきそうになり、私は声を上げた。

「アアッ、もうだめっ、逝くッ」
男優の手にしたオナホール、その人間的な動かし方が、さらに強い刺激となった。

「逝きたい、すぐにでも逝きたい」

 私の我慢の限界を超えていた、オナホールを外された瞬間、絶頂に達して白いほとばしりがピュッ、ピュッと噴き出し、男優の顔をぬらしていた。そして、そのシーンの撮影は終わった。

《本番は女になる》

 30分ほど休憩してから、次のカットに入った。わたしは、男優の下着を脱がせて、中から取りだしたものを見た。それは、私の2倍はある大きさ、これで私のアナルを犯されるのか。そう思うと、少し不安だった。

 監督に言われるままに、60分あまりもそのシーンは続いた。男優のものが柔らかくなってしまい、それを硬くするために休憩時間もフェラをさせられた。男優のものが、なかなか硬くならないのでOKが出ない。ようやく、OKが出た。


 ふたたび、撮影、男優の太いものをしゃぶり、舐め、口に含む。男優に頭を捕まえられて、喉の奥までくわえ込む、何度もむせながら、くわえ込む。

最後の口内射精のシーン、疑似精液がまずいので、レモン味にしてもらった。男優のものにも、私の口のなかにも、さわやかなレモン味。それを、美味しそうに飲み込み、男優の亀頭の先も舐めると、ようやく、OKが出た。

「はい、ご苦労様」
 小道具さんから、毛布と冷たいキリンレモンが渡された。疑似精液は、ぬるくてどろっとしていたが、冷たいキリンレモンは美味しかった。そこで、いったん休憩となり、撮影は午後2時からと言われた。
土曜日の午後の日差しが、窓から差し込んでいた。

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 肌に服の跡がつくといけないので、ネグリジェを渡されて、それを着ていた。

昼からの撮影で絡む男優が、一緒にと誘われて、昼食を取った。
AV女優の中には、男優と恋愛関係になることも多いと話を聞いた。

 私だって、女装して抱かれているときは、一人の女になっている。好みのタイプの男優とだったら、仕事抜きで、抱かれてもいい。


 午後の撮影、2台のカメラが、撮影を始めた。今度は、男優との絡みで、絶頂に達して失神する女優を演じるのだ。

 激しい愛撫の末に、全裸となった女優のわたし。ベッドの上では、二人きりのシーン。でも、実際は10人近いスタッフに囲まれて撮影。男優に視線を向け続けていると、監督から指示が飛ぶ。

「AV女優は、ときどきカメラを意識して、見るように」
「恋しい男ばかり見ないで、喘ぎながら、天井を見たり、カメラを見る」

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 ホテルなら、照明を暗くして、恥ずかしい行為をするのが、ここでは照明に照らされている。
さらに、顔の近くには、マイクが差し出される。

「声を上げて、もっと、泣くんだ、よがり声が小さい」
「男優は、しゃべらなくていい」

監督の指示が飛ぶ。

「男優、もっと、おっぱいを吸え」
「カメラ、アップで写すんだ」

 いよいよ、最後の本番シーン。男優の太いものが、私のあの部分を貫いている。いつものオジサマなら、もう10分ぐらいでセックスは終わる。それが、今日は、何度も繰り返し、撮影される。

 延々と続いた騎乗位、後背位が終わると、最後の正常位。男優に両脚を担ぐようにされて、ペニクリをさらけだしている私。おっぱいを揉まれて、だんだんと乳首も尖りはじめる。

 首筋にキスをされて、ジーンとなる。もう、どこを触られても、性感帯のようになって、声が出る私。

「いく、いってもいいか」
「いいわ、いって」

 台詞のとおりの言葉、この言葉をきっかけに男優ははげしく腰を擦り付けてくる。お尻に男優の玉袋が、びんびんと当たり始める。アナルからは、ぴちゃぴちゃとペニスが音を立てて、男優は逝きそうになっている。

 カメラが男優の後ろから、撮影している。そのとき、もう一台のカメラに写り込まないように、私のペニクリを電マが刺激する。

「もう,ダメッ、逝くわ」
「アッ、逝っちゃう」
「アアッ、逝くーー」

 その瞬間をサイドのカメラが、映していた。激しく、精液が亀頭の割れ目から噴きだし、ほとばしる。

 射精するAV女優、それが売りだからアップで映し出される。男優が巨大なペニスを抜き、ぽっかりあいた肛門の蕾から、精液がしたたり落ちる。事前に、入れていた疑似精液だけでなく、男優の精液も混じっている。

 その後も数分間、カメラは回っていた。

「はい、ところてん、終了」
「思ったより濃いのがたくさん出たね、いいAV女優だよ」

「女性ホルモンや手術したニューハーフの場合、精液が出ない、出ても水みたいなのがしみだす程度」
親しくなった男優の話では、精液が噴き出し,ほとばしるなんて、AV女優にしては珍しいとのこと。

その後、監督ともお付き合いが始まり、女になって抱かれている。
女装して、こんな生活ができるなんて、思いもしなかった。

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次作では、監督との絡みもある作品の出演が決まった。
その後も、女装妻シリーズで、AV女優を続ける私。




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