《青空に誘われて、アイアイパークへ、》

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気温は24℃、青空でさわやかな日差し、庭の花も季節に合わせて、植え替えなどのお手入れが必要です。今日は遠くまで行かずに、宝塚市内でも東より、あいあいパークにいます。

 いつも車で行くのですが、電車だと阪急電車宝塚線、山本駅から少し南です。

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 週末からずっとお天気です。午後は、予定がなくなったので、お花を買いに行きました。それと、植木鉢や、肥料。購入したお花や苗は、自宅に帰るとすぐに庭や、鉢に植え替えます。
日差しに負けないように、植え替えてすぐに、お水やりをしなければいけません。

 あいあいパークには、お茶を楽しめるお店もあります。平日は、ほとんど女性ばかりです。でも、苗を早く移し替えたいので、急いで帰りました。

 日中はお日さまにあてたいので、塀や生け垣で日陰にならない場所を選びます。きれいな色を楽しむために、光が当って,目立つ場所に植えます。目立たないように、日陰を選んで干す、色物の下着とは逆ですね。夜の装いは、花に負けないように鮮やかな色にします。

 ただし、昼間やお買い物の時、ご近所の方に会うことも考えて、大人しく装うことにしています。特に,お向かいとお隣の奥様には用心して。

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 清潔な装い、淡い色とか白など地味に装い、ご近所では目立たないのが一番です。「派手な服装ね、品がないわね」と噂話のネタにならない、話題にされないように、 何よりも、”女装妻”だと気づかれないように。それが、一番です。

 花や野菜の苗を庭に移し替えて、肥料やお水をあげていると夕方になってしまいました。 コロナウイルスのおかげで、残業も少なく帰宅の早い夫です。

 夕食の準備もしなければと、庭の片づけをして、台所に入ります。
夕食の支度が終わると、お風呂にお湯をためます、自動お湯張りです。お湯につかり、シャワーで身体を洗い終わると、ドライヤーで髪を乾かします。
部屋着に着替えた頃、ようやく暗くなってきました。車庫に車の止まる音がします。

 夕食を済ませると、夜の番組は、すべて録画予約しておきます。
人気のドラマはCMが多く、後日、CMを飛ばして二人で見ます。
毎日が「ノー残業デー」になった彼が、もうすぐお風呂からあがってきます。

 バスタオルで身体を拭いた彼が、腰にタオルを巻いて、裸で二階の寝室に来ます。金曜日の夜、まだ9時前ですが、私は寝室にいます。

 彼が帰宅前に、念入りに身体を洗い、準備をしていた私は、ベッドの中でベビードール、その下にはスキャンティ。
ベッドサイドには、愛し合うための小道具を用意しています。

 でも、彼のために、私が用意した一番のものは、”バスト”。
女性ホルモンだけでは、希望の大きさにならないので、
彼のために豊胸したバストで、今夜も彼に愛されるの・・・

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 彼とは年の離れた私、実は私たちは職場の上司と部下でした。

2年前、職場の仕事納めが終わって忘年会の余興で、男女のデュエットとして、課を代表して、私が女装して彼と歌うことになったのです。

学生時代から女装していた私は、彼の奥さんの若かったころの服と下着を借り、奥さんのウイッグも借りて女性に変身しました。

彼の奥さんは、乳がんで2年前に亡くなられていたのです。
抗がん剤と放射線治療で、髪の毛が抜けおちた奥様、その奥様の外出用のウイッグに、少しは抵抗がありました。

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 でも、まさか独身の自分が、女性用のウイッグを持っているとは、言えなかったのです。

 忘年会の当日、私は、メイクもして完全に女装して彼と唄ったのです。いかにも男が女装したと言う化粧でなく、ナチュラルメイクでした。忘年会の審査の結果、私たちは特別賞になりました。

忘年会の景品で、お正月の温泉の家族宿泊券が当たったのです。

 家族のいない彼に、「一緒に行こう」と誘われて、大晦日から二泊三日の楽しい温泉旅行でした。奥さんと別居中のもう一人を加えて、独身三人組での旅行となりました。

 私ともう一人はツインベッドのある洋室、上司は座敷風の和室という部屋割りでした。ところが、その一人が風でダウンして、二人だけの温泉旅行になったのです。

 そして、その宿で、思わぬハプニングがあったのです。夕食が済み、温泉でほっこりした私は、部屋で女装していたのです。

 客室で時間を持てあまし、テレビでAVのチャンネルを見ていたとき、
夜遅く、上司が「お酒でも、飲まないか?」
そう言って、ウイスキーを持って彼が部屋に入ってきたのです。

 温泉宿の浴衣の下に、黒い下着で女装した私に気づいて、驚いた彼でした。二人きりの部屋で、自分が女装者であることを、カミングアウトしたのです。そのことは、今でも後悔していません、自分でも納得しています。

 旅行から帰る新幹線の中で、隣に座った彼に、誘われたのです。
「残りの正月休暇も、一緒に過ごさないか」

独身で、どこに行くあてもない私は、彼の家に泊まりに行くことにしました。


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彼の家で、予期しない彼の頼みに驚きました。

「もう一度、家内の服を着て女装して見せてくれないか」
「そ、そんな、あれは忘年会の余興でやっただけです」
「おかしな頼みだが、なんとか僕のわがままを許してほしい」
   
 彼の頼みを受け入れて、奥さんの衣類がしまってあるタンスから、真っ白なブラジャー、ショーツを取り出しました。そしてタンスの中にしまわれていたシリコン製のパッド、これは乳房を切除した女性用のもの。

 丁寧にしまわれていたシリコンパッドを、胸の部分に入れたのです。すると、本当のバストのように見えるのです。少し時間をかけてメイク、最後にカールしたロングのウイッグを頭に留めると、お洋服を着ました。

 壁に飾ってある奥さんの写真のような、女性がいました。(奥さんに似ているかも)

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「お待たせしました、だんな様」
「素敵だ、由美、由美が生き返ったようだ、若いときの由美のようだ! 」

「今日は着替えないで、僕のために女装したままでいてくれ」
「じゃあ、奥さまの代わりに、今からはあなたの奥さんになってもいいの」

「もちろん、君さえ嫌でなかったら」
私は、うなづいていました。

 その後、夕食に出かけることにしたのですが、奥さんの靴は少し窮屈だったのです。1月2日から営業の宝塚の阪急へ、車を降りてから、少しの間だけ奥さんの靴を履きました。阪急デパートで、足に合う24.5センチのハイヒールを買ってもらいました。

 履いていった靴を箱に入れてもらい、ハイヒールのままレストランへ、美味しい食事の後、彼のお家に帰りました。

 その夜、二人は男と女になって、彼にすべてを許しました。


 お正月の休暇も終わり、そのまま彼の家で暮らすようになっていました。
彼から「君がスーツを着る姿を見たくない、家にずっと妻としていてくれないか」
なんとなく期待していた言葉に、うなづいていました。

 その日から、髪を伸ばし、家事をこなし、夜は彼の求めにこたえ女として暮らし始めました。子どものいない彼、両親を亡くして兄弟もいない私。邪魔をする家族も居ません。

 二人で暮す生活、性転換までするつもりはないのですが、やっぱり豊かなバストが欲しいので、思い切って手術をしました。

 豊かなバストがあるって、こんなに素晴らしい喜びを与えてくれるなんて、もっと早く、手術すればよかったと思うのです。ベッドで愛し合いながら、途中でバストパッドが外れて落ちる心配もなく、唇、舌の微妙な彼の愛撫を、直接に感じることが、私をさらに女にしてくれるのです。

 今日は彼の誕生日、だから今夜は彼の好物を用意して、ワインで乾杯しました。

彼に買ってもらった悩ましいランジェリーで、セクシーに装ったわたし、少しワインに酔ってしまって、彼に抱かれながらベッドへ。

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  いよいよこれから、二人の夜。目くるめくような官能の世界に旅立つのです。

 ベッドの中の「ゆり」は少しエッチな妻です、彼のして欲しいことは何でもしてあげます。太く堅くなった彼のものを、しっかり愛してあげます。

 舌を絡めたり、お口に深く咥えてみたり、でも最後は二人がひとつになって結ばれます。激しい息遣いも、クライマックスのわたしたちの喜悦の声も、愛を高める小道具です。

 2年前には考えられなかった、女装妻としての生活です。初めのころは、外出する時に「女装していること」がわかってしまわないかと不安でした。だから、彼と出掛けるはは安心で、人の多いショッピングセンターやデパートでの買い物を楽しみました。
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 最近では、スーパーや日常の買い物でも女装して外出することになれて、買い物をしたお店から「ゆり」あてのダイレクトメールも届くようになりました。

 髪を伸ばしてから、思いきって相談した美容室も普通に対応してくれます。空いた時間帯の予約をとって美容室に行き、のばした髪の手入れもしてもらいます。

 美容師さんから、お薦めの化粧品で、メイクも教えてもらい、化粧もうまくできるようになりました。

 女装妻のいいところは、ブラジャーやショーツ、ハイヒールなど、女性にとっては実用品ですが、私にとっては、魅力あるもの、性的な興奮を促すものです。自分でも悩ましいと思えるのです。

 悩ましい下着は少し高価でも、夜の寝室では、身につけている私以上に、彼も興奮してくれます。二倍お得です。

 今は「ゆり」として、もっと美しくて、かわいい奥さんになって,彼に尽くしたい、玉もとってしまいたいぐらいの気持ちです。でも、性転換はしません。長い髪があり、豊かな乳房もあって、彼が挿入することができるのは女性と同じ。

 さらに、ペニクリがあって、”射精の快感”を失うことなく、昇りつめると絶頂に達したことの”証(あかし)”がほとばしるのです。

女性になれた歓びを、彼から与えられるのです。
    ・・・そう、奥さまの代わりに



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