【目次】背徳の愛に恋して
第1章
《別れの後の出会い》《梨穂の秘密に萌えて》《見合い》

第2章
《下着女装》《甘美な刺激》《 夫婦の寝室》《 妖しい香り》

第3章
《 背徳の悦び》《 義兄との淫らなプレイ》《 花嫁になった私》




【あらすじ】
 彼女に振られた後、生活は不規則になって、とうとう身体を壊してしまった。同じ病室で知り合ったじいさんの「嫁には行けない孫娘」と言葉を交わすようになり、退院後、その娘と交際する。



《別れの後の出会い》

 日曜日だというのに、嵐山高尾ドライブウェイを走る車は少なく、朝のうちは曇っていた空もすっかり晴れ上がり、車の中は温室のように暖かだった。

 僕は水島紀夫28歳、同じ会社の女子社員とドライブの約束をしていた。彼女は僕と同じ28歳だけど短大卒で、先に入社しているので私は「先輩」と呼んでいた。
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 京都の北山杉を見に行こうと、京都市内を抜け、北山杉史料館に着いた。しばらく展示されている杉の木を見たり、お土産の品を見て楽しんでいた。

 彼女はワンピースに見える光沢のあるベージュのブラウス、お揃いのスカート、僕は今日こそ、彼女をものにする、早く次の場所へ行きたかった。

北山杉資料館を見た後、京都市内への帰り道、僕は車をホテルに止めた。シートベルトをはずし、彼女を無理矢理、ホテルに誘い込んだ。入り口のドアを通り抜け、エレベーターでは、彼女の両手を優しく握りしめた。

 ホテルの部屋に入ると さらに肩に手をまわし抱き寄せた。彼女は目を閉じていた、僕はそっとくちづけをして、そして優しく髪を撫でながら、僕の手は首筋、耳たぶとゆっくり移動していった。

 そして、ブラウスの上から、彼女の上向きのふくよかな乳房を撫でるようにしながらも、時々揉みしだくようにして、つぎには、ブラウスの内側に手を入れていた。

「今日はいいね。」
「私のことが好き。」
「もちろん、愛してるよ。」

「でも。」
「でもって、どうかしたのかい。」
「今日はダメ、ぺッティングだけにして。」

「僕のことが嫌いなのか。」
「そうじゃないけど、………」
「君のことを本当に愛しているんだ。」
「なら、もう少し待って。」

「じゃあ、いつまで。」
「お嫁に行くまでは。」
「それじゃあ、僕と結婚しよう。」
「………」

 僕はその時、彼女がOKしたと受け取ったのだが、ひょっとしたら、 『私が結婚したい人は、他にいるの。』と言いたかったのかもしれない。

 僕は、なおもペッティングを続けた。フロントホックのブラジャーをはずし、乳首を執拗に舌で舐めまわした。乳首が唾液にねっとりとまみれるころ、これまでの女の子の時と同じように、僕は彼女をベッドにそっと横たえた。

 すばやくスカートの中に手をもぐりこませ、ぴったりと合わされた彼女の太ももの間に手を入れた。

 パンストを腰から、つま先まで脱がせてしまうと、繁みの中の小高いふくらみを包む、薄い布の上から撫でるように擦った。

「かわいいパンティだね。」
 彼女のパンティの上から、用意していたローターで、刺激を与えた。僕はパンティに包み隠された、茂みの上部にローターを押し当てた。

「あっ、水島君、イヤ。」
 言葉では、イヤと言うが、彼女は手を払いのけようとはしなかった。次第に感じてきたのか、ローターの動きにあわせて、声を上げる彼女。
「いいわ、そう、そこなの」
「もっと、感じてごらん」

 パンティを少しずつ脱がせ、ローターでなく、黒い茂みの部分からさらに下へと指を進ませた。そこはすでに、熱く濡れているのが分かった。

「そこより奥には、入れないで、上の方をもっと優しくして」
「このあたりかい。」
「ええ、そう」
 彼女は、ひとりでオナニーしているのか、感じやすい場所を自分でも知っている。僕はあせらず、そっと彼女の敏感な部分の近くを刺激していた。

「ああ、だめっ。ダメよっ!」
「やめるよ、ほら」
「ああ、お願い、つづけて。」

 ダメと言いながら、身体は正直に刺激を求めている。彼女は今、めぐみという一人の女になって、クリトリスへの甘美な官能の悦びに支配されていた。
「やっぱりやめない方が、いいだろう」
「いいわ、そう、そこなの」
「すごく感じてるね」
「ゆっくりでも、いいの、いいわ」

「アアッ、アッ、アッ、いっちゃう」

 彼女は僕の指で頂上まで達して、身体をこわばらせ、そして力が抜けたようになった。そして、荒い呼吸をしていた。もう、彼女は男に与えられる快感を知ってしまった、これからも続く性の喜びを、身体に覚え女になってゆくのだ。

しばらくしてから、落ち着きを取り戻した彼女に話しかけた。
「ねぇ、僕達も大人になろう、今度は僕のものを感じさせて欲しい。」
「じゃあ、こうすればいいの。」

 彼女は僕のものを、手で握り擦り始めた。僕はそれでも感じていたが、「めぐみの口で、愛して欲しいんだ。」そう、声をかけた。彼女は経験がないらしく、僕の我慢汁をハンカチで拭こうとした。

「拭かなくていい、汚くないから、そのまましゃぶってほしい。」
「でも、なんだか匂うもの。」
「はやく、頼むよ。」

 僕がそう言うと、彼女は再び僕のものを口に含み始めた。僕は、手も使うように言いながら、暖かい彼女の口の中に、果ててしまった。めぐみは精液の匂いにむせて、ティッシュに吐き出していた。

「結婚するまでは、ダメなの」
僕が強引に彼女を抱いてしまおうとしたが、彼女に泣かれてしまった。

 結局、彼女を最後まで抱くこともなく、ネオンも明るいホテルを出て、京都市内に戻った。それが最後のドライブとなり、彼女は他の相手と3ヶ月後に結婚してしまった。

《梨穂との出会い》

 僕ががっかりしたのは、当然だった。

 それからの僕は、あまり飲めないくせに職場のメンバーと大阪の北新地や梅田で飲み歩くようになり、会社の定期健康診断で、十二指腸潰瘍と診断されて、入院することになってしまった。

  初めての入院生活で、手術前は検査で忙しく、手術後は点滴注射があったが、数日で何もなく、病院内の生活に飽き飽きしていた。そんな時、同じ病室の患者の見舞いに来た女性を見て驚いてしまった。

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 70過ぎのじいさんを見舞いに来ていた孫娘、「梨穂」と呼ばれていた娘は、歳は若いが、以前の恋人”めぐみ”に、よく似ていた。この娘が欲しい、病院で不自由していた私は、そう思った。

 じいさんの話によると、孫娘は東北で育ったが、今はじいさんと暮らしている。毎日のように洗濯物を取りに来て、じいさんの好物のカボチャスープや煮物を持ってくる。

「気立てもよくて、料理もうまいのだが、嫁に行くことはできんのじゃ」
「あれだけ可愛いのに、彼氏は?」
「そんなもんは、おらん」

 病室でそんな話をしながら、日は過ぎて僕はじいさんより先に退院する日を迎えた。 僕は、”梨穂”の電話番号を聞き出し、退院後の自宅療養の期間に、”梨穂”と何度も電話で話し、デートの約束をすることができた。

 彼女が病院に来て、じいさんの面会が終わるのを待って、夕方、彼女を車で迎えた。「洗濯物を、家に持って帰りたい」というので、彼女の暮らしているじいさんの家まで送った。その後、一緒に出掛けて食事をしたり、映画を見たりして二人きりの時間を楽しんだ。


 何度目かデートをした夜、僕は彼女を有名なフランス料理の店に案内した。ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日ということで、はじめは赤、そしてボトルを追加して、次は白のワインを楽しんだ。

 お店を出る時、彼女は少しお酒に酔っていた。その後、彼女の家の近くまでタクシーで帰った。彼女も自宅の近くなので、安心した様子。

 僕は行きつけのピアノラウンジに彼女を誘い、ピアノの生演奏を聴きながら僕はノンアルコールだったが、彼女はワインやカクテルを楽しんでいた。酔った彼女を自宅まで送り、ベッドに寝かせた。

 すぐに、彼女は眠りについてしまった。僕は、彼女の寝顔を見ながら、ブラウスを脱がし、スカートも脱がせた。スリップだけの彼女を見て、男として、彼女を抱きたいという欲望を、抑えきれなくなっていた。

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 ベッドの中に下着姿で滑り込み、彼女を抱くようにした。彼女に口づけをして、目覚めていないのを確認して、乳房に触れ、乳首を舐め、とがり始めた先端に舌を絡めた。
「アアーン」

 彼女が目を覚ましたかと思ったが、目を閉じたままだった。僕は大胆にも、彼女を抱き自分の思いを遂げることにした。彼女はベッドの上で、静かに眠っていた。

《梨穂の秘密に萌えて》

 ベッドの中に下着姿で滑り込み、彼女を抱くようにした。ブラジャーのホックをはずすと、形の良いおっぱいが現われた。彼女に口づけをして、目覚めていないのを確認して、乳房に触れ、乳首を舐め、とがり始めた先端に舌を絡めた。

「アアーン」
彼女が目を覚ましたかと思ったが、目を閉じたままだった。

 僕は大胆にも、彼女を抱き自分の思いを遂げることにした。彼女はベッドの上で、静かに眠っていた。男の欲望というか、性欲に支配された自分の気持ちを抑える理性は、ワインの酔いもあって抑えることができなかった。

 彼女の下半身に触れた。太ももを触りながら、ピンクのショーツに手を伸ばした。彼女のクリちゃんを触るためにピンクのショーツを脱がそうとしたとき、そこに僕と同じものがあるのに気付いた。

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 一瞬、びっくりしたが、その時の僕は彼女のショーツを脱がし、目の前に飛び出したその部分を思わず口に含んでいた。それはゆっくりと口の中で舌を絡めると、柔らかい突起だったが、しだいに固く膨張し始めた。

「アアーン、あっ、ダメッ」

 彼女が目を開いた、そして体を起こそうとしたが、酔っているためか起き上がれず、僕はさらに彼女のものを口に含み舐めまわし、エレクトした部分を扱いていた。

「アアッ、逝っちゃう」
 白い液体が、ほとばしり出た彼女は、息を荒くしてのけ反っていた。その夜、僕たち二人は”男と女”になって結ばれた。僕は”梨穂”を抱いた後も、賢者タイムが来ることはなく、何度も彼女を抱いた。

『気立てもよくて、料理もうまいのだが、嫁に行くことはできんのじゃ』と言っていたじいさんの言葉の意味が分かった。

 彼女が、女でない部分があったとしても、恋人にしたい気分だった。 ”梨穂”は子供のころから自分は男の子じゃないと感じ始めていた。高校のころ、自宅で女装しているところを母親に知られ、何度も何度も叱られて、家を飛び出した。

 いつしか、祖父のところに来て暮らすようになった。  祖母には、女装することを許してもらい、料理や縫物、お茶、お花、着物の着付けまで教えてもらった。その祖母が亡くなってからは、料理や洗濯など”梨穂”が代わりにするようになっていた。

 僕は、仕事に行くまでの3週間、”梨穂”を毎晩抱いた。僕の自宅療養が終わり、じいさんも退院することになり、梨穂とのデートは週末の昼間だけになった。梨穂を助手席に乗せて、じいさんを後部座席に乗せて3人でドライブすることもあった。

「梨穂が明るくなった、あんたのおかげじゃ。」そう言って、じいさんは梨穂との交際を許してくれた。
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僕は、ときおり梨穂を僕の部屋に連れ込んで、彼女にメイド服を着せて楽しんだ。

最初は、少し恥ずかしがっていたが、誰かに見られるわけでもなく、部屋では僕のメイドになっていた。

彼女の手料理も、二人で仲良く食べた。もちろん、彼女とのセックスも。
 梨穂は、喉ぼとけがなく、声は女性のように高く、乳房は豊かに膨らみ、あそこさえなければ、ごく普通に女の子だった。

「ねぇ、私のこと,好き? お嫁さんにしてくれる」
「好きだよ、梨穂は僕のことが、好きなのかい?」
「大好き、でも結婚なんて、私はできない身体なの」

「大丈夫、今だって女の子じゃないか」

 いつしか梨穂を妻にしたいと思い、性転換手術をすれば、女性になって入籍もできる、彼女の両親に会って、結婚することを許してもらおうと、梨穂の実家に行く約束をした。

 梨穂とじいさんは先に、彼女の実家に行き、僕は東京で昼までの仕事を片付けたのち、東北新幹線で彼女の実家に行く予定だった。

「梨穂、ご両親はどうだった?」
「おじいさんの説得もあって、納得してくれそう」
「手術の話も、話したのかい?」

「ええ、話したわ。」
「それで、どうだった」
「両親が言うのには、お前がしたいなら、お前の幸せのためになるならって・・・」
「わかった、これからすぐに行くからね」

 3月11日の午後、ホームでの電話の後、新幹線に乗り込んだ。30分も走ると、景色は郊外の風景となった。しかし、大宮駅を出た新幹線が急停止した。その後、数回以上列車は揺れた。

 新幹線は動くことなく、一夜が明けた。駅で見たテレビで愕然とした、彼女の実家のある街が大津波に飲み込まれ、真黒な濁流で家や車、船までもが押し流されていた。

一週間が過ぎ、一か月が過ぎても彼女からの連絡はなかった。

《見合い》

 2年が経過しても、僕はまだ”梨穂”のことを忘れられずにいた。

 僕の部屋には、梨穂のことを思い出させるものがあった。それは梨穂が残していた形見の品だった。恥ずかしがる彼女に着せていたのを、今は僕が彼女の下着を身に着けて、”梨穂”になった気分で楽しんでいた。

 女装で外出することもあったが、あくまでも女装をして、”梨穂”を思い出して一人で慰めていた。30歳になる僕に、「もう、そろそろ、家庭を持ったらどうか?」と職場の上司から言われた。グループ長に昇格する条件が、妻帯者だった。お見合いでもしようかなと考えていた。

 そんな時に、取引先の社長からすぐに来いと言う連絡があり、またいつものカメラ談義のお付き合いかと思い、新製品のカメラのカタログを持って出かけた。いつものように応接室に案内され、ソファーに座っていた。

「水島君、ごくろうさん。」
「社長、いつもありがとうございます」
 僕は、カメラの新機種のカタログを、差し出した。

「今日は君のことだ。君は三男だったね、家は兄さんが継ぐのか」
「はい、兄が二人居りますし、田舎に帰るつもりもありません。」

「おお、そうか。学校はどこだったかな。」
「カメラが好きで千葉大学の工学部に進み、その後に東京工業大学の大学院修士課程を卒業しました。」
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「なかなか立派なもんだ。今つき合っている彼女はいるのか。」

「いいえ、片思いばっかりで、デートする相手もいませんよ。」
「そうだな、わしらと写真とりをしているようではな。どうだ一度、見合いをせんか。」

「はあ、田舎のおやじに、なんと言うか。」
「田舎のおやじさんには、去年家に泊めてもらった時に、嫁さんを世話してくれと頼まれているんだ。わしからも連絡しとくよ。」

 その次の日曜日に見合いとなった。田舎のおやじとおふくろが、着なれない洋服を着て、緊張して座っていた。お互いの家族を紹介して、午後からは二人きりにされてしまった。

 彼女(清美)が食べたいと言ったモンブランで有名な北山通りのケーキ屋に行った。実を言うと、京都でも有名なこのケーキは、でかくて甘いから、苦手なのだ。

「おいしいでしょ、ここのケーキは。」
「そうですね。(ホントはシュークリームのほうがいい)」
「私は、養子取りって言われるのが、嫌なんです。」

「そりゃそうでしょうね。」
「あなたも、そう思う。」
「そうですね、嫌われてまで僕も養子になんか行きたくないです。」
「あなたって、正直なのね。」

「会社をさぼるときは、嘘ぐらいつきますよ。」
「面白い人ね、私はずっと女子だけの学校だったから、あまり男の人を知らないの。」
「男をいっぱい知ってる女性を、妻にしたくはないです。」

「私のこと、気に入った。」
「あなたは、僕のこと気に入りましたか。」
「ええ、わたしは、あなたのこと好きよ。」

 結局、お見合いのあとすぐに縁談がまとまり、入り婿養子という形で結婚することになった。僕が結婚することにしたのは、妻になる清美の姉が、なんとめぐみだったから。めぐみに比べると清美は少し大柄だが、梨穂にも似ていた。

 私は清美と結婚するにあたっていろいろなことを訪ねられた、ほとんどすべてを話したが、めぐみとのデートのこと、梨穂との交際、最近は女装を楽しんでいることは秘密にしていた。

 清美との結婚で僕が一番望んだことは、僕が着てみたいような女性のランジェリーや悩ましいナイティーを、清美に着せてセックスすることだった。その機会は早くやってきた。婚前旅行といことで、石垣島やバリ島に連れて行かれた。
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 観光が終わった、夕食を済ませると、二人きりの部屋の中で、真っ白なネグリジェの下には、真っ白なレースのパンティを身につけた清美を抱き寄せ、愛撫を始めた。

 でも僕が愛撫をしているのは、実は清美ではなく僕自身なのだ。そう想いながら、ネグリジェの前をはだけさせ、乳首の近くを舌で舐めまわした。

 円を描くように少しずつ乳首へと近づき最後は乳首に吸いついた。清美はたまらず声をあげていた。

「きれいな肌だ、すべすべしているね。」
「はずかしいわ、あまりみないで。もっと暗くして。」
「今夜は君のすべてを知りたいんだ。」
「あっ、あなた。」

 僕の手がパンティの上から恥ずかしい部分に触れたから、清美は身体をすこしよじりました。それでも優しく上から下へと撫で続けたのです。もうネグリジェの裾は大きくはだけて、身体の下のほうは丸見えです。

 僕はさらにパンティの中に手を入れ、清美の一番恥ずかしい部分に触れました。その真下あたりは、もうしっとりと濡れていて、さらに下からあふれる出るような状態だった。

「ああっ、」
「もう、こんなに濡れているんだね。」
「イヤッ、言わないで。」
「これを脱がせるよ。」

 そう言って、僕はパンティも脱がせました。少しずつ下げてゆきながら、彼女の太ももを舐めまわし、足首から指先までしゃぶりつくしました。再び清美の敏感な蕾の部分を、舌で掬うようにして舐めまわすと、清美はそれだけで絶頂に達してしまった。
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「清美、こんどは僕のもので愛してあげるからね。」
「やさしくしてね。」
「初めてでもないくせに。」
「意地悪なんだから。」

 僕と清美は、すでに前の婚前旅行で経験していた。清美は、まぎれもない処女だった。しかしオナニーの経験が豊富で何かにつけて、クリの部分への刺激を求められた。二度、三度、クリで逝った後、僕が彼女を貫き、激しくこすりあげた後、彼女はのけ反り、僕も逝くのが普通だった。

 オーラルによる奉仕のあと、やっと挿入と言うパターンの繰り返しが多く、僕の堅い物への口唇による愛撫は、めったになかったし、口に含まれて、果てる時の快感は、与えられなかった。

 このころはまだ、女になって男から快感を与えられるなんて、そんなことは全く考えもしなかった。女装して男に抱かれる、その日は近づいていた。

    
《つづく》 続きは、背徳の愛に恋して【2】 

 




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