《4》水曜

女装する男の娘たち【4】

  今からお話しするのは、何人かの女装する男の娘の体験談です。
今回のお話しは、《水曜》女装して勤めるなんて、難しいもの、でも会社が必要としたらそれでよいのです。 


【目次】女装する男の娘たちの7Days 
  赤い文字をクリックするとリンク先を読めます
女装する男の娘たち【1】《日曜》お花見ドライブ
女装する男の娘たち【2】《月曜》電車で痴漢されて 
女装する男の娘たち【3】《火曜》職場で、女装すると噂されて
女装する男の娘たち【4】《水曜》残業はモデルハウスで
女装する男の娘たち【5】《木曜》職住接近が理想の関係
女装する男の娘たち【6】《金曜》週末は、あなたのメイドになって
女装する男の娘たち【7】《土曜》ネットで出会った年下の彼


残業は、モデルハウスで

 サラリーマンとして働くには、免許、資格、経験など会社側が求めるものにマッチングしないと、応募しても採用にならないことが多いものです。さらに、女装して勤めるなんて水商売以外ではなかなか難しいものです。


 転職しました、やめた女性事務員の代わりに、不動産の仲介業をしている彼に採用されたのです。

suiyouA1分譲住宅や新築マンションの売れ残りをモデルハウスとして、そこに来る客にパンフを渡したりお茶を出す仕事に就いたのです。

「女性を希望している求人だけど・・・」と応募する時にハローワークで言われて、問い合わせたら、「応募してください」という返事。思い切って、女性のリクルート姿で面接に行ったのです。

 私の名前は「ヒロミ」、履歴書には女装した時の写真を貼り、応募したのです。結果、女装で働きたいという希望がかなったのです。

 いつしか、独身の彼と勤務時間だけでなく、プライベートな時間も共に過ごすようになったのです。水曜日は、モデルルームも休みだったけれど、今日は分譲住宅で最後に残った一戸建て。モデルルームとして使っていたので大幅な値引きや家具、照明器具、エアコン付きが気に入った本契約のお客様一組だけのためにオープン。

 売主から喜ばれそうな、そのお客様が帰ったのを見送ってから、いつもの合図。

「もう閉めて、帰りましょうか?」
「車からとっておいでよ」
「ええっ、ここで?着替えるの?」

 ネットでオーダーしたウェディングドレス。とても大きな箱で届いたウェディングドレスとスーツケースを持って、モデルルームへ。

 ダブルベッドのある主寝室で、ウェディングドレスをひろげて、花嫁のような白いランジェリー、シルクの長い手袋、白いハイヒール、ティアラ、などの準備をしました。着付けを彼に手伝ってもらい、花嫁姿になった私はスライドドアを開けて車に乗りこみました。

 水曜日だけど、祝日でホテルには数組の結婚式があるのを確かめていたのです。エレベーターでチャペルのあるフロアに行ってみました。私もウェディングドレス姿でホテルの中にあるチャペルに入ってみたかったのです。

 地下の駐車場から、エレベーターでチャペルのあるフロアに直接行けるのです。

suiyouA2  撮影室の前の廊下には、花嫁や花婿も撮影の順番を待っていて、私がウェディングドレス姿でその場にいても、おかしくなかったのです。
女装の花嫁だとは、気づかれませんでした。

 廊下を歩いていて、この花嫁の中で、大きなペニクリがあるのは、・・・私だけの秘密。

 結婚式の終わったチャペルの扉が開いていて、次の結婚式までは時間が十分ありました。係の人も誰もいなくなった式場の中で、彼に写真を撮ってもらいました。

 途中で、式服を着た外人の神父さんが来られましたが、一緒に写真に写ったり、彼と花嫁の私を並ばせて、カメラのシャッターを押してもらえたのです。優しい神父さんのおかげで、幸せな気分になりました。

 チャペルを出てから、ウェディングドレスのままエレベーターに乗り、彼の運転する車でモデルルームにもどったのです。水曜日の夕方の日差しは高く、室内は温かく、主寝室に入りました。


 部屋に入るなり、ウェディングドレスのままで抱き合いました。彼がウェディングドレスの裾から中に入り、私の下腹部をいたずらするのです。もう、立っていられなくなりました。

 わたしのあの部分はしっかり硬くなって、白いショーツの中で勃起していました。
「花嫁さんが、こんなになって、いけない花嫁さんだね」
「オネガイ、ドレスを脱がせて」

彼との間にウェディングドレスが邪魔になって、早く密着したかったのです。

suiyouA3
「きっと、チャペルですれ違った新郎新婦も、今夜は僕たちと、同じことをしてるよ」
「まだ、明るいから、私たちが一番早いかもね」
「どうせ今夜は、みんな同じことをするんだよ」

「同じことだけど、他の花嫁と少し違うでしょ」
「私は違う部分で、あなたの固いものを受け入れるのね」

 純白のランジェリー、白いガーターストッキング、私は処女になったつもりで、彼とHしました。ダブルベッドで、ブラジャーを脱がされ胸のふくらみを吸われた。

 ストッキングの上から触られると、電気が走るように快感が伝わってくるのです。下腹部では彼の手で触れられて、先走るしずくがショーツを濡らしています。彼の刺激で、ピクンとなりながら、幸せを感じていました。

 白いショーツを脱がされ、ローションを塗り、彼の堅いものがすぐに侵入してきました。
「ア、アッ、」
「初めてなのかい、怖がらなくていいから」
「そっとしてね」

 二人で顔を見合わせ、笑いながら、新婚初夜の雰囲気を楽しみました。明日は代休、このモデルルームは、売約済みなので、今夜から私たち二人きりです。

「極上のベッドもあるし、俺シャワーを確かめてくる」

 家のドアをすべてロックして、二人きりの時間が始まる。 シャワーで汗を流した後、ショーツを穿いて、すぐに脱がされるのに、ドレスを着て彼を待つ。寝室の遮光カーテンを閉じて、外から見えないようにした後、カメラを私に向けながら、バスタオルだけの彼が、シャッターを押す。

「たぶん、この部屋では、僕たちが最初だろうね」
「何が?」
「もちろん、S,E,X、のことだよ」

 冷蔵庫から、取り出したロックアイスでオンザロック、ウイスキーで乾杯、

「ここを契約したあの夫婦も、ここですることになるんだろうね」
「あの奥さんのミニスカート、見てたでしょ」
「やきもち焼いてるのか」
「あなたの目線、気づいてたわよ」
「今は、君の方が魅力的だよ、こっちにおいで、ベイビー」

suiyouA5 すぐにでも、抱いてほしいのに、私はベッドの上
彼の求めに応じて、処女を捧げる新妻のように身体を硬くしていました。

 脱がされるために身に着けている白いランジェリー、彼が私の股間を見つめているのに気が付いて、わざとらしく、見えないように手で隠すのです。

 彼がベッドに入ってくると、ブラジャーを外しやすいように、背中を浮かせます。乳首を吸われると「アアッ、」と声を上げ、彼の愛撫に身をまかせるのです。少しずつ、下半身に伸びてくる彼の手、わざと太ももを閉じてその手を挟んでみたり、パンティーの中にあるものに彼の指が触れる時は、「アアッツ、だめっ」とささやくのです。

 全然ダメなんかではなく、もっと触ってというように腰を動かして、パンティーが脱がされそうになると、腰を浮かせて彼が脱がしやすいように協力するのです。

 しばらくすると、私の喘ぎ声と彼がピチャピチャと茂みの中のものを口で愛撫する音だけになります。さらにもう少し後では、お互いの身体の向きをかえて、お互いの一番感じる部分を舐めあい、いつしか私の方が負けて、喜悦する声を上げるようになるのです。

「アアー、もうだめよ、逝っちゃうわ」
「ほんとうに、ダメよ、逝っちゃうから」

 そういえば言うほど、彼の舌の動きが激しくなり、わたしは絶頂感を求めて登りつめしまうのです。

 彼はわたしが登りつめるのを楽しむかのように、花嫁のインナーを身に着けた私の身体を押さえつけて、最後の瞬間を確かめるのです。愛液がほとばしり出る快美感に支配されたわたし、それを飲み込んだ後、優しく私の身体を抱きしめる彼。

「よかったかい、ヒロミ。」
「ええ、私だけ逝っちゃって、あなたの口を汚しちゃった」
「気にしなくてもいいよ、残業のご褒美」
「今夜は残業なの?」
「そう、これからは僕も楽しませてもらうからね」

その夜の残業は、とても楽しい素敵な時間になりました。





《つづく》  続きは、女装する男の娘たち【5】
 



ホームページにもどる