《3》火曜  女装する男の娘たち【3】


 会社に勤めていると、いろんな噂が流れてきます。離婚したとか、誰かが不倫しているとか、そんな話しが伝わるのは早いものです。職場に居づらくなって、退職する者も出てきます。今からお話しするのは、退職、転職した男の娘の体験談です。

【目次】女装する男の娘たちの7Days 
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女装する男の娘たち【1】《日曜》お花見ドライブ
女装する男の娘たち【2】《月曜》電車で痴漢されて 
女装する男の娘たち【3】《火曜》職場で、女装すると噂されて
女装する男の娘たち【4】《水曜》残業はモデルハウスで
女装する男の娘たち【5】《木曜》職住接近が理想の関係
女装する男の娘たち【6】《金曜》週末は、あなたのメイドになって
女装する男の娘たち【7】《土曜》ネットで出会った年下の彼


職場で、女装すると噂されて

 女装の趣味があると噂をたてられて、結局居づらくなって会社を変わりました。

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 実は、火曜日から夏期休暇を取り、東京の新宿の夜を楽しんでいました。夜も更けてきたので、新宿3丁目から予約したホテルまで、タクシーに乗るつもりでした。突然後ろからハンドバッグを奪われそうになり、突き飛ばされたのです。

 その時、タクシーの運転手が、とっさに助けてくれたのです。大してけがも無く、ハンドバッグも無事でした。何も取られずに済みました。すぐに、パトカーが来ました。犯人は逃走したので、その時の状況や犯人の服装、特徴を訊かれました。
 ただし、最寄りの交番で、名前、職業など聞かれてしまいました。女装で出掛ける時の財布には、交通系のカード、現金、会員証しかなく、女装している理由も尋ねられました。


 そのことが、会社にわかってしまったのです。防犯カメラの映像から後日、犯人が捕まり、負傷に対する被害届を出すように、警察から連絡があったのです。勤務中に警察から連絡など、普段はない職場でした。噂は、すぐに職場の中に広がりました。 


前の会社の人から誘われて

 それから、一年が過ぎて新しい職場にも慣れて、引越し先での生活を楽しんでいました。 そんな時、前の会社の先輩からメールが来て、女装して会うことになったのです。

 彼の頼みは、「火曜日に、女装した私に会いたい」。前の会社、彼の休みは、火曜日なのです。彼の宿泊しているホテルに、思い切って女装して会いに行くことに。

そして、私より8歳上の、まだ独身の彼に抱かれる決心をしました。

 会社の車で、よく二人で行動していた時に、彼はファンデーションや化粧品の残り香を感じることがあったそうです。 きっと彼は、以前から気づいていたのでしょう。

 ほんとうは、私も彼が好きだったのです。いつかこんな日が来ることを願っていたのです。

 彼の部屋に入ると、セミダブルのベッド。その近くにはソファーがあった、ソファーには二人が倒れこんでも、十分な広さがあった。

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 下着姿になった私をソファーに座らせて、彼の手が、わたしの左の乳房を揉むように触れている。 ストッキングを這うような彼の手、私の恥ずかしい部分に触れようとしている。


「アアーン、そんなにしちゃ」
「いいだろう、君も、そのつもりだろう」

 彼の手は、うすいショーツに隠された、あの部分に達している。 彼の手でパンストとショーツを一気に脱がされた。 ショーツから飛び出した女性にはないはずのもの、私の恥ずかしい部分、それも彼の刺激で恥ずかしいぐらいに硬直していた。


 ショーツを濡らしていた透明のものが、先端から滲み出していた。 クリちゃんというには大きすぎるあの部分を彼の口に含まれた。思わず、のけ反り快感に身も心も支配されていく。

 長くカールした髪、細く描いた眉、ピンクのルージュ、ふっくらとした胸。 上半身は女性を装っても、隠しきれない男性のシンボルが、官能の悦びを求めている。 彼の口唇による愛撫は、甘美な陶酔を私に与える。このまま逝ってしまいたい。

 彼が動きを止めた。
「オネガイ、もっとして欲しいの」
「ココじゃなくて、ベッドに」

 その時、彼に抱きかかえられるように、ベッドに。彼はズボンもトランクスも脱ぎ去り、ベッドに横たわる私に、覆いかぶさるようにした。 彼の下半身で熱く硬くなっているものと、わたしのペニクリその二つが触れ合うようにして、彼の手で握りしめられた。


「あっ、どうするの?」
「兜合わせ、これでお互いに楽しめるだろう」

 にっこりとほほ笑みながら、彼の手の中で二人の一番感じる部分が、擦れあう 彼の先端からも、私のものからも、透明な我慢汁が糸を引くように、溢れ出していた。


「今度は、口で、しよう」、彼が言った。
「えっ、そんな、恥ずかしい」

 恥ずかしそうにしながら、本当は、そうすることを、私は待ち望んでいた。お互いの身体の向きを変えて、お互いの下半身に顔をうずめた。 ピチャピチャと相手のものを口で愛撫する音が、部屋に響いた。

 それだけではなく、ときおり
「アアー」
「あっ、ああっ」と私が思わず上げてしまう声。

 彼の息遣いが二人の興奮を高めた。 それからも、二人の愛撫はやめることができなくて、荒い息遣いは最高潮に達していた。 彼の刺激で、私はもう絶頂に達して、彼の口の中で果てていた。私のものをごくりと飲み込み、彼が起き上った。

 ベッドの上で起き上がった彼の股間には、いきり立ったものがあった。彼の求めるままに、私は彼の根元をにぎり、口唇で彼のあの部分への刺激に集中した。
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 もうすぐなのか彼の息遣いも荒くなり、私の刺激に合わせて彼はのけぞり、私の頭を自分の方にぐっと引き寄せようとしていた。

 最後には私の頭を抱えるようにして、彼は腰を突き出すようにしてきた。そのあとすぐに、私の口の中で彼の精液がほとばしるのを感じた。

 それから、火曜日に彼が近くに来ることがあると、女装して逢いに行きます。
もう、今では彼と抱き合い、一つにつながって、男女の営みのように彼が中で逝ってくれます。私も女になれた喜びで、すべてを忘れて夢中になれるのです。

 幸いな事に、彼が近くの支社に転勤になったのです。彼の希望だったかもしれません。そして、別々の会社であることが、かえって好都合。火曜日に、二人同時に会社を休むことも可能になりました。

 火曜日から、水曜日の会社の公休日まで彼との時間を、女になって過ごせるのです。火曜日には、彼と二人でUSJに行ったり、京都・嵐山や奈良公園でゆったりとした気分で、過ごしています。もちろん、私は女装して彼のそばにいます。

 混雑のない平日の観光地、しっかり楽しんで疲れたら、いつものラブホテル。

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 そして、部屋の中で、彼の望む様なことをしてあげます。

 ブラウスを脱いでいると、今日も、待ちきれない彼が、私を押し倒してミニスカートの中で、隠れていたものをショーツから引き出して、「ほら、固くなって、顔を出しているよ」 なんて言うのです。

 このショーツは、ブラジャーとお揃いのもの、ショーツはアレがようやく収まる程度、大きくなるとはみ出してしまうのです。

「恥ずかしい、見ないで」
そう言いながら、彼が次に何をするか、期待しているのです。
ショーツからはみ出している部分への、彼の愛撫、お口ですっぽりと舐められて、私が逝きそうになるのを楽しむんです。

 この時と、彼が私の中で、精液をいっぱい出してくれる時が、女になって愛される悦びで、幸せなのです。今の二人にとって、平日の休日は大切な時間、男と女になってセックスできる幸せな時間なのです。 

《つづく》  続きは、女装する男の娘たち【7】




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