【目次】人妻だから(女装妻の告白)
【1】《あなたがしてくれないから》《妻としてお茶会に》《感じて、声を上げて》
【2】《断ることが出来なくて》《透けるようなメイド服》《官能の悦びに支配されて》

【あらすじ】夫から、思いがけない頼みごとをされた。勤務先の大学病院長、医局の教授でもある彼の家でお茶会の手伝いをして欲しいという。でも、それは、妻を教授に一夜妻として差し出す事なのです。まさか、そんなことと思ったが、教授の意向に逆らうことはできないのだった。

《あなたがしてくれないから》

 一見幸せそうに見える家庭でも、何の不満もない生活をしているとは限りません。 私の場合も、そうなのです。

 朝7時半には出かけてしまう主人、徒歩で5分ほどで職場に着くと、病棟に行き看護師から患者の容態の変化などの報告を受け、病室を見て回る。8時半には夜勤の看護師や当直の医師から引き継ぎを受けて、勤務に入る。外来を担当する日は9時半から診察を開始する。そういう真面目な主人なのです。
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 イケナイと分かっていても、その頃私はベッドでひとりで、淫らな欲望のままに、道具のスイッチを入れて、あの部分を刺激するのです。そんなことをしなくても、そう思うのですが、一日中悶々とするよりも、わずか10分ほどで満たされる悦びに、ついつい誘い込まれてしまうのです。
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 最初は、近くの家電店で充電式の物を買ったのですが、振動する力は強いのですが、先端部分の動き方が物足りなかったので、コンセントにさして使用する電動マッサージ器にしたのです。
始め、売り場のどこにあるのか分からなくて、店員に聞いたのです。

「こちらにあります」
「これって、試せますか? 少し動かしてみてもいいですか。」
「はい、試して見ますか、いいですよ、このスイッチをスライドさせて」

結局、何に使うのかは言わずに、二台購入することにした。思っていたよりも安かったから。
「在庫を確認します」
そう言って、店員は駆けだして行った。でもすぐに商品を抱えてもどってきた。

「あまり長時間、続けて使用しないでください、発熱して故障します」
「一回に30分程度、日に何回かするといいですよ」
店員に、レジでそう言われた。
とっさに「一回ぐらいです、すぐに、終わるので」

 そう言ってしまい後悔した。お店を出るときには、なんとなく恥ずかしくなった。現金払いにして良かった。そう思うのです。
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 それでも帰宅すると、すぐに試したくなった。

まだ明るい日差し、遮光カーテンを閉めて、ソファーでいつものように、身につけている物をすべて脱いで、最後にショーツの中から固くなりかけているのを取り出した。

「汚したらだめだから、ゴムをするのよ」

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 ショーツを脱いで取り出したのは、いつも、主人が付けているもの。薄いピンクのタイプ。包装を破り私のペニクリに被せると、電マのスイッチを入れた。

ブーンブーンと振動し始めると、ペニクリの先端や根元部分をこすりあげるようにして、快感がじわりと腰から脊髄を通り、突き抜ける。
「アアッツ、ダメよっ」
「アアッツ、いいの、イイッ」
「ダメッ,逝くわ、逝っちゃう」
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 電マのスイッチを切り、ソファーに身体を沈めるようにもたれかかり、快感が収まるのを待った。

「ダメね、でも、あなたがしてくれないからよ」

 結婚式を挙げた頃は、毎晩のように抱かれた、朝だって求められて困ってしまうぐらいだった。それが、一日おきになり、3日もしない日があり、今では週2回、1回の時だってある。

 女装妻の私だから、そんなものかと思っていたら、自治会の婦人部のフラワーアートの集まりで、セックスレスの話題が盛り上がり、40代なら週一でも多いぐらいと言われた。

 若い頃からオナニーをしていたと話す人もいて、夫とは週一でも、オナニーは2回以上とあけすけに話す女性もいた。私は、声が女性のように高いので、まさか男だと気づく人も居なかった。

 19歳の時に、男性ホルモンが体つきを男らしくする前に、手術した方がいいとお店のママに言われた。大学の学費を使って、紹介してもらった病院で玉抜きの手術をした。体毛も薄く、声変わりもせず、女性のような体つきを手に入れた、でも子孫は残せない。

 それでは、性欲はあるのか。そう聞かれることもある、でも愛し合うときは海綿体は充血して固くなり、刺激すると逝けるのです。オナニーすると透明な液があふれ出て、射精ではない絶頂感があるのです。フェラチオされるのも好きです。


 私と彼とのなれそめは、彼が42歳、私が33歳で出会ったのです。それは、内緒でバイトしていたお店で。医師として病院勤務の彼は、奥さんを亡くしてからずっと独身でした。

 すでに両親もお亡くなりになり、ただ一人のお兄さんも、2年前に他界されました。 そのお葬式で、葬儀の進行や法要のご案内などを担当をさせていただいたのが、私だったのです。

 アナウンサーになりたかった私は、セレモニーの会社に登録してフリーで司会の仕事をしていました。昼間の仕事が終わると、夜は女装して”由美”、女装サロンや女装者OKのスナックに通って店の手伝いをしていましたが、2年前に、そこで彼と出会ったのです。

 お葬式の数日後、若い部下に連れられてお店にきた彼は最初緊張していました。お酒のお代わりをした彼に、ウイスキーの水割りを渡すときに、ついうっかり「大橋さん」と声をかけてしまったのです。

 驚いた彼には、お葬式で出会ったことを伝えました。その夜は彼を安心させるように、つとめました。

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 それから彼は一人でもお店に来るようになったのです。
 お店ではお客とお店のスタッフでしたが、一人は男性、そしてもう一人の私は「女性」。いつしか、二人きりでデートしたり、交際を始めました。当然、肉体関係も。

 その後、年末を迎えて彼からプロポーズされたのです。
「僕と一緒に暮らしてほしい」

 プロポーズをされるなんて、わたしは驚きながらも、うなづいていました。 いつか、私にもそんな日が来ることを、心の中で願っていたのです。

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 クリスマスで賑わう街に出かけて、大きな宝石店に行きました。 通常、女性の指に合わせた指輪は調整が必要です。 彼にプレゼントされた指輪のサイズは、ぴったりでした。

 彼は私が眠っている間に、私の指のサイズを確かめていたのです。 まさか、自分の指にフィットするなんて、想いもしない、宝石店でのサプライズでした。


 私の仕事は、時間に不規則で、休日も一定していません。
そのことを相談すると、彼が言うのです。
「仕事なんか行かなくていいよ」
「えっ、どうして?」
「ずっと家にいて、主婦になればいいさ」

 彼のお家での生活が始まりました。
奥様が亡くなってから、いたんだままの浴室もダイニングもリフォームして、お部屋の壁紙も変えました。
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 それから、3年、幸せな日々が続きました。

 私はずっと女性で暮すために、髪を伸ばし、エステ、美容院にも通い、豊胸手術も受けました。 同級生が音声耳鼻科の専門医であることを知り。声を高くする手術も受けました。

 地域の当番など、ご近所の付き合いもして、主婦の生活にも慣れました。今の住宅での隣近所とのお付き合いも、女性としてクリアできています。


《妻としてお茶会に》 
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 お茶会の日になった。毎月第3日曜日、なぜ第3日曜日なのか?
実は、教授の奥様が亡くなった日が第3日曜日だった。

 最初は、お寺さんを迎えて法事が執り行われていた。 それが、3回忌を過ぎた頃から、お茶会が開催されるようになった。

 教授の80歳になる母親が、息子に再婚させようと未婚の女性を茶会に迎えた。ただそれでは、目立ってしまうので、40前後の医局のスタッフの妻が4,5人招待された。

 ところが、教授が気に入ったのが、若手医師の妻だった。茶会の終わった後、教授は残って片付けを手伝っていた女性に手を出してしまった。しかし、そのことは秘密にされてしまった。なぜなら、その女性の夫が、准教授や医長に昇格していったから。

 教授の母親が亡くなった後も、茶会は続けられた。馴染みのホステスを自分の妻として参加させる者もいた。しかし、夫の大橋は生真面目な性格で、女装妻の私を茶会に参加させた。

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 駅前から、タクシーに乗り住宅地の入り口で下りた。桜が咲いていて、通りの両側の桜でトンネルのようだった。しばらく歩くと、その家はあった。表札に書かれた文字が「内藤」だった。

 その家に入ると、世話役の女性らしき人に迎え入れられた。
「お待ちしていましたよ、皆さんもうお集まりですよ」

 茶室に案内されて、末席に座った。参加者の中で、自分が一番若いことに気づいた。お茶の作法は、祖母に教えられて基本的なことは知っていた。

 お茶会は、予定通りお昼過ぎには終わった。4月に入ったばかりだが、温暖で桜の開花も早く、その家の庭には、もう満開の桜からピンクの花びらが舞い落ちていた。

 ふと気がつくと、茶室ではない場所にいることに気が突いた。そばには布団が敷かれていた。

「もう、桜も満開だね」

「こうして眺めると、ピンクの花びらが散っていくのも美しい」

「ほら、こっちに来なさい」
 男が、部屋の中央に敷かれた布団を指さしていた。
私は、後ずさりしてなんとか、話しかける男から離れたかった。

「嫌です」
「まだ、そんなことを言って、しかたがない女だな」
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 私の側に寄ってきた教授、というか50過ぎの男。 その時、私は手を縛られて、肌襦袢姿で座らされていたのです。私が気がついたときには、縛られていたのです。お茶会で、差し出された器のお茶の中に睡眠剤が入れられていたのです。

「今日は、母の供養のために、茶会を開いて、母の望みのとおり女を抱く」
「嫌です、やめてください」

「君も知っているんだろう、今日、自分がどうすれば良いか」
「お願いです、そんなつもりで来たのじゃありません」

「大橋も納得の上だから、暴れたりしないように言われなかったか」
「私は、お茶会に参加するように言われただけです、女じゃありません」

「そうだね、美しい人妻が男だなんて、誰も気が付かないだろうね」
「大橋の妻が、まさかニューハーフだったなんて、驚いたよ」
「お願いです、帰してください」
「でも、今日は女を抱く代わりに、君を極楽往生させてやるから」
「もう、何もしないで、お願いです」
「それは、ダメだ。皆は、もう君が僕に抱かれた事は知っている」

「たとえ、何もなかったと言っても、大橋も信じないよ」
「ええっ、そんな」
「ニューハーフもいいもんだ。今夜は、楽しませてもらうよ」
「上品ぶっていても、俺の前では、どの女も快感を求めるメスになるのさ」

《感じて、声を上げて》 

 布団の上に座らせると、上は肌襦袢を着たまま、下は太腿も露わに腰巻がめくれ上がり、それがかえって、煽情的な役割を果たしていました。浴衣姿の内藤教授が、後ろから私を抱きしめると、押し倒して襦袢の前をはだけるのです。
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「おっぱいも膨らんでいる、女のようだ、でも乳首は小さいんだな」

「大橋にもっと乳首を吸ってもらうといい、いずれ、乳首も大きくなると、そこらの女よりもいい」 

 襦袢の前をはだけられ、腰巻をまくり上げ、さらにその奥に手を入れて白い下着を触るのです。その刺激で、少しずつ硬くなりかけた私のものを、楽しそうにいじるのです。

 着物のすそから手を入れて、ローションをあの部分に塗り、次には指を挿し入れてきました。 2本、3本、指を増やして具合を確かめています。夫とのセックスでも、亀頭が入りやすいように、拡張するためのアナルオナニーも、毎日続けていました。

「ベッドより、布団の上でする方が、やっている感じがする」
内藤教授はコンドームをつけながら、私に話しかけるのです。

 本物のペニスをあてがわれ、わたしは難なく教授のものを受け入れていました。

「これでいいか?」
「ああっ・・・」
「はいった」
「アッ、アアーン」

 私に欲情して、深く突き進んでくるものを感じながら、甘えるような声で喘いでいたのです。

「大橋のと、比べてどうだ、感じているか」

 教授は、アナルセックスの経験があまり無いのか、入れたら感じると思っているようだった。強引に挿入して、すぐに突き上げるような動き、少し痛みを感じるけれど、男性器の動きにあわせて腰を使った。

 ローションが滑りを良くしていたので、すぐにこすり上げるような動きに感じていた。女として男性を受け入れる喜びを、教授に伝えるために声に出してみた。
「ああ、いいわ」
「そうか、お前の夫よりも、いいのか」
「いいの、アアーッ入っているわ。あたっているわ、ステキ」
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 私の声に反応して、満足そうに、腰を動かし始めるのです。私は、早く終わりにしたくて、わざとおおげさに、声を上げることにした。
「そんなに、感じているのか?」
「いいわ、もっと、ぐいぐい突いて」
「はじめは、ペニスがあるのに、と思ったが、それもいい」

教授は、私を貫いた姿勢のままで、私の胯間のアレに触れているのです。

「わしに抱かれていて、アソコも感じているのか」
「あっ、そこ、そんなに触らないで、ああっ」
「女なのに、こんなに、固くなって」
「いやっ、そのことは言わないで」
「身体が反応しているんだな、女よりも正直でいい」

 わたしのアレを扱きながら、それでも、教授のものが固さを増し、私の身体で欲情してくれている。そろそろ、男の絶頂が近づき、感じ始めているのか、彼も私も息が荒くなっています。

 後背位、正常位など姿勢を変えて、受け入れているうちに、わたしも感じはじめたのです。女には無い部分が、与えられる刺激でのぼりつめていくのと、太いものがこすり上げるように動くたびに声を上げていました。
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 和装で、布団の上で抱かれるのは初めてでした。最後には、ほとんど全裸の姿で教授が私の両足を抱えるようにして、私の腰を高くして、突き上げ、激しく腰を動かしながら、絶頂を迎えました。

「アアッ、逝っちゃう」
「そうか、ほら、逝けっ」
「もう、ダメッ逝っちゃう」
「逝くぞっ、イクッ」

 喘ぎ声が収まり、重なり合ったまま荒い息を吐く二人。

 しばらくして、男が布団の上で横たわっていた。下半身は、おしぼりでそっと、女の手で拭われていた。営みが終わり、女は縄を解かれて、乱れた肌襦袢を着直していた。

 奥さまを亡くして、セックスに不自由している男が、お茶会に来た人妻をつぎつぎと抱く。今は隣でいびきをかきながら、眠っている。

 教授の地位を利用して、人妻を自分の言いなりにして、性欲のはけ口にする、憎い男だった。でも愛し合い求め合った今は、自分を女として愛してくれた男を、その時は許す気持ちになっていた。悲しいけれど、女として愛された自分の弱さを感じていた。

 自分を差し出した夫への恨み、でもそれ以上に身体で感じてしまったこと、夫には申し訳ない気分だった。

《つづく》
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