とにかく女になりきって
男でありながら、”女”を演じる、女装して人前に出る。歌舞伎の世界や、芸事の世界ではよくあることです。
地方に出向くと、奉納される神楽や舞など、神事の中にも女装した人物が登場することがあります。奉納される舞の中で、男役が女装した女役を抱き、腰を打ち付ける仕草を演じるのです。
昔は、神事には「女人禁制」のようなしきたりがあって、男しか演じることができなかったのが一因かもしれません。でも、大衆の前で、あからさまに男役と女役が腰を絡ませて、子作りの営み、性交を演技するのです。
京都の祇園祭でも、男の子に「お稚児さん」 それはまるで女の子のように着飾ってお化粧をして人前に出て、儀式を行うのです。
私が子どもの頃は、特番の扱いで、”奇妙な人、きわもの”として登場していた”ニューハーフ”、”女装者”。最近ではテレビの放送の中で、コメンテーターやMCをつとめ、レギュラーとなっている女装者、CMに出る女装者もいます。
しかし、一般の個人が”大勢の他人の前で女装する”のは、仮装をメインにしたイベント、パーティーやハロウィン、新宿2丁目のような場所以外では、難しいようです。やはりマイナーな世界で、こっそり楽しむ女装者は多いようです。
ネットが普及する以前は、女装者の情報は書店の奥まった棚から、高い本代を支払って手に入れるしかなかったのです。
ネットが普及し始めたころは、一枚の女装写真をダウンロードするのも通信速度が遅く、接続時間で課金される心配がありました。でも、そんな時代は過ぎ去って、定額で高速のネットができるようになって、手軽に女装情報が収集できるようになりましたね。
悩ましいランジェリーやハイヒール、シリコンのバストパッド、真っ赤な口紅やつけまつ毛など、とても買いに行くのが恥ずかしかったもの、それがネットでは、化粧品や女性用の衣類など、美しく装う、女装するための買い物が簡単になりましたね。
私も足のサイズに合わせた、白いサンダル、少し大きなサイズでも、ネットではクリックするだけ、3日後にはそれで外出出来るのです。
私が10代の頃、女性の下着は、婦人衣類の売り場の一番奥まで入らねば、見ることも難しかったのです。でも今は、エスカレーターのすぐ近くにおしゃれなブラジャーやショーツが飾られていて、新製品のブラやガーターベルトもすぐに手に取ってみることができます。
女性の下着売り場に入るのに、ドキドキしていた時代は過ぎ去り、ネットで海外のプレイ下着も、数日で手に入るようになりましたね。交際相手も、ネットの利用で、その日のうちに見つけ出すことができるので、週末は楽しみですね。
今年の夏は、コロナから解放されて、ビーチやプールも人がいっぱい。男性からのプレゼントは、指輪やネックレス、でも、寒い季節の今は、暖かいストッキングや、悩ましい下着もいいですね。
「身につけて、似合っているか、確かめさせてね」
そんな風に、男性から、ホテルのプールやベッドに誘われたいですね。
ホームページにもどる
コメント
コメント一覧 (2)
「・・・多少躊躇しましたが、彼との甘い夜を想像し身体を女性的に見せるて思いきってお店に入りました・・・」、そうですね、ランジェリーショップでも、ネットで購入する時も、レジに向うときは、「彼との甘い夜」、「”可愛いよ”と言われ、天にも昇る心地になる」その幸せのために購入を決意するのですね。
ベビードールは身体を女性的に魅せる、可愛いセクシーな小道具ですね。