夜の訪問サービス

 秋の季節を感じるようになりました。
味覚を楽しむとしたら、やっぱり「サンマ」「松茸(マツタケ)」「栗(クリ)」 .

クリ、マツタケ、・・・少しHなこと、想像しています。夕日が早く沈むようになって、夕闇が早くなりました。
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 昨日はワンピースでお出かけ、でも、昼間は少し蒸し暑く感じました。夕方は、ミニ丈のワンピースにしました。夕方になると女装して、散歩するのにもさわやかで、涼しいですね。そして、秋の日には「敬老の日」があります。 なにか、ボランティアをしてみたくなりました。

 近所に、息子さんから何かあったらよろしくと頼まれているお年寄り一人だけのお家があります。昼間は、週に2回ヘルパーさんが来ます。でも、最近、認知症が進んできたのか、少し心配です。夜中でも電気がつきっぱなしだったりします。

 先日もヘルパーさんが帰られた後で、「不自由することがあったら、声をかけてくださいね」と声をかけました。すると、少し周囲に気を遣うようにおじいさんが話し始めました。

「食事も洗濯も、風呂も、何にも困る事はないが・・・」
「婆さんも、おらんようになって、アレができんのが不自由じゃ」
「あれって、何ですか?」
「男と女がすることよ、もう一回でもいいから、女を抱いてみたい」

「どんな女の人がいいの?」
「できれば、若くて、金髪の女としてみたい」

 そのおじいさんの元気な会話で、やっぱり年はとっても、まだまだ性的な欲望もあるのだと感心しました。ケアマネージャーの私は、先日登録した”ある資格”を試して見たくなりました。

 月がとても美しい夜のことです。いつものように女装して、車に乗りました。歩いても行ける距離ですが、車で近くまで行きました。集落から少し離れた一軒家、そこがおじいさんのお家。

「こんばんは、ホームハンドサービスです」
「こんな夜に、何かなあ」
「ケアマネさんの紹介で来た、高齢男性への訪問サービスです」
「それは、ご苦労さん」

 私が誰かもわからない様子で、そういう会話の後、おじいさんの身体をタオルで拭きました。 熱いお湯でタオルを洗い、絞っては身体を拭きました。最後には、下腹部をすべて拭き、おじいさんの男性自身も丁寧に拭き清めました。

「昼間に風呂に入ったんじゃが、まだ暑くて夕方には汗をかいた」
「そうですか、まだ日差しも強いですからね」
「ああ、気持ちいい、さっぱりした」
「よかったです、あともう少し気持ちよくなってくださいね」

 私は立ち上がると部屋の明かりを少し暗くして、着ていた服を脱ぎました。
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 胸は、シリコン製の弾力のあるバストパッドで、ふっくらとして柔らかく、金髪のウイッグと真っ白なスリップだけの姿で、おじいさんの布団に入りました。

「ああっ、そんなことを、おおっ」とおじいさんは声をあげました。

 その時に私は、おじいさんの男性そのものを口にくわえていたのです。舐めまわし、口に含み、強く吸いつけると、おじいさんは少しずつ堅くなってきたのです。

「いいのかい、こんなことまでしてくれるのかい」
「これが、今夜の訪問サービスよ、遠慮しないで」

 おじいさんの堅くなったものは、残念なことにそれでは挿入できないほど柔らかでした。 最後は、お口で逝かせてあげてもいいと決め、指で擦りながら刺激を続けました。
「どうですか、これぐらいがいいですか?」
「ああー、あっ、あっ、イ、イイ」

 おじいさんの先端から、ゆっくりとほとばしり出てくるものをティシューで受け止めました。

「ああ、久しぶりに、いい思いをした。極楽、極楽」

 おじいさんは、白いスリップの上から私の胸を揉むように触れながら、嬉しそうでした。

「いい香水の香りじゃ、あんたは肌が白いなあ」

 少し暗い常夜灯の灯りの下で、私が女装者だと気付かないまま、おじいさんは気もちよさそうに寝息を立て始めました。

 お布団を掛けてあげて、きちんと戸締りも確認して、訪問を終わりました。ホームハンドサービスとしてのマニュアルでは、指と手のひらだけです。コンドームを被せて、ローションを使用して5分~15分での作業、訪問時間は30分で5000円と決まっています。

 帰り際に、おじいさんは目を覚ましたようです。
「もう、帰るんじゃな」
「今夜は、しっかりお休みなさいね」
「また、来てくれるのかい」
「利用希望があるときは、協会に電話してね、月に一度利用できます」

 重度の障害者や高齢の手足のマヒのある方へのサービスとして、日常介護のサービスとは違って、静かに始まった「射精介助」。利用希望は、多いのです。
セフレでもない、友達でもない、月2回までの介助のお仕事なのです。

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 今夜は、おじいさんへの無料サービスでした。お月さまが明るい夜道を、女装のまま帰りました。




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