女装して、ひとりで楽しむうちに、外出してみたい。
そう思ったときに、女装での外出を始めました。
はじめは、ドアから外に出るとき、誰かに見られていないか、顔見知りの人と出会わないか、そんな事を心配してドキドキしていたのです。
思い切ってドアを開けて、外に出たとき、ハイヒールがコツコツと響くことに驚いて、マンションの廊下をそっと歩きました。
階段を通る人が少ないので、エレベーターを使わずに、ゆっくりと下に降りました。そんな時に限って、買い物帰りのおばさんに出会うのです。
「あんた、どこの人?」
そういう風に声をかけられたらどうしようか、胸がドキドキします。
セーラー服では、昼間は出掛けられないので、夕暮れの自宅近くを歩いたり、早朝の公園に出かけたりしました。
昼間は、静かな庭園や名所や史跡の敷地内で、女装した自分の写真を写したり、静かなカフェや図書館で過ごす奥様の様に、女装での散策を楽しんでいました。
通りすがりの人と出会っても、気持ちがドキドキしなくなると、平日のショッピングセンターに出掛けて、お店を見ながら歩くのが楽しみでした。男性の姿では、入りにくかったお店にも、気軽に入れるようになり、女性用の下着も購入できました。
そして、ネットで見た女装者の集まるサロンやスナックにも、出入りすることが出来るようになりました。でも、最初はお店の前で、何度も立ち止まり、迷いながら入りました。
一度入ってしまうと、次からは大丈夫でした。お化粧の仕方や、ウイッグのずれを直してもらったり、洋服のコーディネイトまでアドバイスしてもらえました。
お酒を楽しめるようになり、カラオケもデュエットで歌えるようになりました。何組かがお店を二人で出て行きました。静かになった店内で、隣に座った男性と歓談して、休日にお会いする約束をしました。
その日にどうなるかは、不安だけどあることを予想していました。
一人でオナニーするのと違って、デートのひとときの間、女になりきって過ごせた時間が夢のようでした。肌と肌の触れあい、熱い吐息、女になって抱かれることでしか得られない悦び。
自分でも恥ずかしいぐらいの女性の下着を並べて、この日のために身につけた悩ましいランジェリー。女になった自分に欲情してくれるお相手の男性、彼が感じて逝ってくれる時、女になれて良かった。そう思うのです。
ここからは、女装子が女性になれる喜びを、体験するお話しをお読みください。
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