”忘帰洞、毎年来る勝浦の旅”

 ”白浜”か”忘帰洞”に行ってみないか・・・。
 もう、季節は秋の終わり、私と同じように、温泉好きの方からのお誘いでした。
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 海外からの旅行客も増えて混雑する京都、大阪を離れて、ようやく秋らしくなった季節を楽しもうという趣向でした。

 特急「くろしお」の座席予約も、お宿もOKでした。出発は、天王寺駅。白浜までは早いのですが、そこからは長い電車の旅。駅に降りると大阪とは違い、暖かいのです。あたたかいのを予想して、少し派手目な装いです。
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 以前に来た時は2月でしたが、その時よりも、ずっと温かいのです。コートもマフラーもバッグにしまって、薄着でもOK。

 駅前を歩きながら、宿の送迎用の船に向かいます。途中には「めはり寿司」のお店、夜食用に買ってみました。

 この後、勝浦の駅前から、歩いてすぐ港です。ホテルの送迎用の船で、宿まで行くのです。わずか数分の距離で、ホテルの桟橋に着きます。タクシーで陸路を行く方が、遠いようです。

《 ”忘帰洞”で二人きり 》

 南紀の夜は、新鮮な海鮮料理、お酒も楽しんで、外は暗くなりました。少しお部屋でくつろいだ後で、”忘帰洞” 海に突き出た岬の洞窟にわく温泉です。
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 夜になると、海は真っ暗、洞窟の中はほんのり明るいだけ。照明のなか、波の音が聞こえる温泉に入っていきます。男女別なので、Bモードで男性用の湯につかります

 ブラジャーの跡を隠すように、タオルを背中にかけて、お湯にゆっくりつかります。薄暗い照明なのです。身体が暖まったら、一度お湯から上がり、人に見られないようにお手洗いを使うのです。

 私は女装子、イチジク浣腸。すっきりした後、ボディーソープできれいに洗いました。少し遅れて、忘帰洞に来た彼がお湯に入るのに気づきました。途中で誰もいなくなったので、お湯から上がった彼の後ろに座って、お背中を流してあげました。

 あとのお楽しみのために、頭から足のつま先まで丁寧に洗ったのです。周囲に人が居ないので、ボディソープの泡で、遊んでみました。と二人で、背中を流しあったり、アソコを触り楽しみました。

 ぬるぬるする彼のものが、固くなったり、脇腹を洗うと、くすぐったいなど、二人で泡で遊べました。最後に、お湯につかり彼も私も、しっかりアソコまできれいになりました。

 二人きりなので、お湯から上がって私は、キャミソールにお揃いのショーツ。誰も居ないのを確かめて、記念撮影。

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一つ目の目的達成。
のんびりと、波の音を聞きながら "忘帰洞”温泉につかりました。

 温泉でしっかり暖まった頃には、夜もかなり更けてきました。地元のお酒、おつまみを買いに、二人でホテルの売店へ。
火照った体を、浴衣に包まれて、ひんやりした廊下を歩きます。

にぎやかだったお食事会場も静まり、外は真っ暗、夜の海です。


《 ルームサービスは、私がするわ》

「おつまみを盛り付けたいから」

 フロントにお皿と食器を頼みました。客室にお皿が届けられるのを待って、いよいよバイキングです。応接セットのテーブルの上に、お皿を並べ、盛り付けました。パンティーバイキング、真っ白なパンティーのお皿をを含めて、5皿並べました。

 パンティーのカラーに合わせて、スリップ、ベビードールやネグリジェ、ビスチェ、ガーターベルト、コルセットも用意しているのです。
 
「お客様、今夜はどれになさいます?」彼に話しかけました。

「一晩に、3皿までおかわりができます。」

彼が選んだのは、真っ赤なスキャンティだったのです。

「お客様、それではご用意しますので、お酒をお楽しみになってお待ちください」


 洋室のベッドルームで、パンティーを穿き、セクシーな下着を身につけると、お化粧を直しました。

「ねぇ、ルージュ(口紅)は、どんな色がいいの?」
「君の唇には、真っ赤なのがいいなあ」
「可愛いピンクもあるのよ」
「赤でいいから」

 寝室の照明を消す前に、ベッドの上に膝をついている私。ローション、スキン、ティシューなどをサイドテーブルに並べて、バイブ、電マの動作確認をして、電池の入れ替え準備ができました。

振り向くと、後ろに彼がいて
「お尻が見えてるよ~、玉ちゃんも」
「いやっ、見ないで~」

 照明を暗くして、お布団に潜り込みました。真っ赤なプレイ下着にパンティー、ガーターストッキングの私。午後10時過ぎ、窓の外には、船や港の灯りが見えていました。

 部屋の照明を暗くして、カモフラージュのために、BGM、テレビをかけたままにしている。少しでも、お隣の人に聞こえたら恥ずかしいから・・・

今夜は、どんなふうになるのかしら?
彼の前では、とにかく女性になりきって、
すてきな時間を過ごしたい・・・


「もう、いいだろう」

 彼が浴衣を脱ぎ、ブリーフだけになって、ベッドに入ってきました。胸の部分が開いたプレイ下着、乳首が丸見えの私。小さなスキャンティからはみ出しているタマちゃん。

 求められるまま、指定されたパンティーを身につける悦び、本当は脱がされる喜び、それも女装子の楽しみ。射精することだけが目的ではなく、いかに悩ましく、装うのかが大事。

 自分がイメージした通りに、男が選び、穿いたすぐその後で脱がされる。パンティ―バイキングは、脱がされる女装子の私の楽しみ。

「脱がさないで、アレが見えると恥ずかしい」
そう言いながら、脱がされた後に、期待している。

 すぐに、パンティーを脱がされて、彼の愛撫が始まる。スキンヘッドの彼が好きなのは、私のペニクリ。感じたふりをする女の子よりも、本当に固くなり、長い黒髪を揺らして、仰け反る私を見るのが好きなんです。

 スキャンティを脱がされても、長い髪とビスチェがあるだけで、女性としての意識を保ってくれている。さらに、執拗な彼の愛撫が、下半身に集中している。

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 スキンヘッドの彼の頭が、私の下腹部に覆い被さり、すぐに彼のお口の中に含まれてしまった。執拗な責め、甘美な刺激に我慢できなくなった私は、たまらずに声をあげる。

「ダメよ、そんなにしたら、ああっ、まだ、ダメッ」
「逝きたいくせに、いってもいいんだよ」
「今夜は、もっと長く楽しみたいの、アアッ・・・、」
「何度でも逝けばいい、ラブホじゃないから、朝まで時間はたっぷり」

 胸を大きく露出する勝負下着で、せっかく女性になりきっているのに、絡みつくような彼の舌が、唇の接触が刺激して、女性になりきれない部分が射精という絶頂を迎えようとしている。

「いいわ、ああーっ」
「もう逝きそうか、逝けばいい」
「あっ、ダメッツ、逝っちゃう」

 彼の刺激で上り詰めて、女装子に訪れる、最初の幸せなとき。絶頂を迎えのけ反りながら、男のなすがままに身を任せている女、今の私は、彼のもの。

「今夜は、早かったな。湯の中でも、固くなってたからな」

 彼には言わないけれど、彼のために何日も禁欲して、この日をむかえたのよ。。

 そのあと、すぐに、ステキな彼との愛撫で感じて、幸せな夜が始まりました。ソーセージに鉄の芯が入っているような、カチカチになった彼の肉棒。クリームでヌルヌルになったあの部分に押し入ってくる。

「あっ、そこ、ちゃんと入っているわ」
「いいしまり具合だ、今から極楽に往かせてやる」
「当ってる、いいわ、もっと突いて」
「さああ、成仏させてやるから、逝けっ」

「ああ~、いいわ、いい」
「俺も、いい具合に逝けそうだ」
「オネガイ、中で、中で逝ってね」
「イクゾッ、逝ってもいいか」
「いいわ、逝って、アアッ、私も」

 相性がいいというか、逝くときもわずかな時間差はあるものの、お互いの上り詰めてゆくのを、感じてクライマックスに達する。荒い息づかいが収まる頃、彼の腕枕で眠るのが、幸せ。彼の子種を、お腹の中に感じている。

《 勝浦の夜は更けて 》

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二皿目は、白いスキャンティを選んだ彼に、すぐに脱がされて、つんと硬くなった、わたしのクリちゃんを白いパンティーから取り出し、彼のお口に含まれて、ふたたび極上の快楽を与えられる。

 そして、その快楽の続きとして、今から自分が、”女にされる”悦びで満たされる。;満たしてくれるのは、オスになった彼の肉棒、女装子の私の穴に挿入して果てる。
私の可愛い男性器は、彼の腰の動きに合わせるように、揺れている。

 感じているのは、挿入された肉棒の亀頭が、わたしのGスポットをこすりあげる時、射精とは違う、女の悦びに似た微妙な性感に、何度も繰り返し、支配されてしまう。

 エクスタシー、アクメ、メスイキ、そのどれも、すべてのものが、私を支配する、一度頂上に達しても、繰り返し押しよせる快感に、こらえきれずに意識が薄れる。喜悦の声をあげ、激しい息づかい、「イクー」と絶頂に達したことを伝えて、眠りにつく。

「失神」それは短くて、ほんのひと時の眠り。
 そのあとで、目を覚ました私は、三皿目を彼と楽しんだのです。お皿の上には、縄と腰紐がのせてあったのです。和装でのプレイです。

 三回戦は、少々のことでは感じなくなっている二人、縄で締め上げて、自由がきかなくなっている私を、電動で動くバイブや電マで、繰り返し刺激されるのです。
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 初めこそ着物を着ているのですが、しばらくすると着物を脱がされて、後ろ手に縛られた私は、されるがままに彼の手にした電マや責め具で、容赦なく刺激を与え続けられるのです。

 彼も、挿入して逝くことよりも、両手の自由がきかない私を眺めながら、じっくり楽しむのです。相手の弱いところを探し出して、バイブを押し当てて、身体が反応するのを楽しむのです。

 途中でお酒を飲みながら、淫らな言葉遣いの彼。電マを押し当てられて、ふたたび立ち上がってくるクリトリス。・・・ペニクリと言った方が良いのかも、悲しいことに、もう噴き出すほどには残っていないのです。

 ねちねちと続く責め、快感が苦痛になる頃、縄を解かれて、彼のものを優しく口唇で愛撫して、固くなってきたら私の蕾に差し込んでもらうのです。深く貫くだけでなく、浅く出し入れしながら、その時を迎えるのです。

「ああっ、ひと思いに逝かせて」
「いってもいいが、君もお酒を味わってみるかい」
「ほら、口を開いて飲み干すんだ」

 しばらくして、身体がカーッと熱くなり、後ろは彼に貫かれて、前は電マの刺激がどんどんアクメへと誘い込んでいくのです。
「逝きそうか、最後は、ところてんで終わりにしよう」
「もう、ダメッ、逝っちゃう」

 しばらくして、最後の時を迎えて、淫らな夜の営みは終わるのです。ベッドで横になるとすぐに眠り始めた彼の横、長襦袢姿で、私も眠りに就くのです。



 夜が明けて、同じ時間に起きた彼と私、タイマーで予約した時間だったから、朝だけ男女で入れる、海の見える温泉に出かけていきました。

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 昨夜、二回戦で身につけたもの、白い透けるようなベビードール、彼がハンガーにかけてくれていたのです。脱がしたのは彼。

チェックアウトまで、白いベビードールで、もう一度おねだりしました。

 だって、忘帰洞ではなく、何度でも起つ”勃起胴” のような彼でした。おかげで、那智勝浦のホテルで、幸せな一夜を過ごせたのです。
 最後は、部屋の浴室でセックスの匂いをシャワーで洗い流して、彼自身も、私のアソコもさっぱりしてから着替えました。


 帰りは、白浜に立ち寄り、パンダを楽しみ、和歌山の高級魚”くえ”をいただきました。白浜の夜は、平日だったせいか、お隣は空室で気を使うことなく夜を楽しめました。といっても、夜景ではなく、AVに負けないぐらいの激しい行為でした。 、

 スキンヘッドの彼は、大阪に帰るとお寺の住職、お坊さんなんです。だから、口癖が「往生しろ」、「極楽で成仏させてやる」なんです。
 


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