ある女装者の告白

 私が育ったのは、京都の八条です。 京都に来る人の多くが、京都御所、金閣寺、嵯峨野、嵐山、銀閣寺、八坂神社、清水寺に行かれるのですが、八条には京都駅があるぐらいで、ほとんど観光客が立ち寄る名所や旧跡が少ない、そういう場所です。

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 母は、美容師をしていて、毎日のように祇園のお店に髪結いの仕事に出かけます。祖母は、踊りの師匠をしていましたが、年老いた今は、認知症のホームに入居しています。 父が早くに亡くなり、母と祖母、二人の姉と暮らしていました。

 姉二人は、高校を卒業すると、舞妓になるために祇園で暮らすようになり、中学からは、私だけになりました。 そういう家庭環境のせいか、 私も子どもの頃から、化粧をして姉の着物を着て遊ぶこともあったのです。

 美しい着物、化粧品、女性用の下着などに関心があったのです。 美容師になるために専門学校に入りました。授業のない日には、母にメイクを教えてもらい、いつしか、自分で顔や首に白粉を塗り、着物を着て舞妓姿になって楽しんでいました。
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 祖母も、「仕方がないねぇ、男の子やのに」と言いながらも、可愛がってくれました。 着物の着付け、踊り、唄い、お茶の作法などを教えてくれたのです。 美容師の学校を卒業する頃には、ひとりで舞妓の姿になり、花見小路を散歩するのが楽しかったのです。

 姉たちが、舞妓になり、結婚して、まだ40代だった母も好きな人ができたようです。 私が高校を卒業すると、それからすぐに、母が再婚したのです。 再婚相手は、京都に本社を置く、製造メーカーの部長でした。

 美容師の資格は取ったものの、就職難の時代、美容院の求人がなく、職業訓練校で 経理、情報処理の資格を取りました。私も母の再婚相手の会社に入ることになったのです。業務改善で成果を上げて、いつしか私も 横浜支社の係長になっていました。

 ある日、私より5歳年上の佐藤という課長と、京都に出張することになったのです。 用事も終わり、週末の金曜日ということもあり、私は京都のある店に佐藤課長を誘ったのです。

 その日は、お店も賑やかで、酒や料理を楽しんでいると、各個室に舞妓さんのサービスもありました。 舞妓さんとじゃんけんをして勝つと、景品がもらえたのです。 少し酔い始めていた佐藤も、「凄い店ですね、さすが京都ですね」と感心していたのです。

 そのあとで、お店を変えてある場所に行ったのです。 和服姿も美しい女将に迎えられたのです。そこは、女装子が客の接待をする処でした。
「やあ、お久しぶり、京都におかえりやったんですか」
「仕事でね」
「お連れさんも、よろしいなぁ、それなら仕度しはりますか?」

 結局,女将に急かされるまま、私は仕度をすることになったのです。 お店の1階奥に仕度部屋があり、さっとシャワーをして、手足のむだ毛を処理したのです。

 身体にすき油を塗り、化粧のりがいいようにしてから、白粉を素肌の上に塗ります。 それから、男のものを股の間に挟み込み、後ろにむけます。テーピングをせずに、薄いガードルのような伸縮性のあるパンティーを穿くのです。

 こうすることで、外にパンティのラインが目立たず、前の部分もしっかり押さえつけることができます。 鏡台の前で粉白粉をはたき、アイラインを入れ、口紅を小さく塗り、細く眉をひく。 その後で、紅い肌襦袢を着て、真っ赤な腰巻、最後に長襦袢を着ました。
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 頭にかつらを被らされ、櫛、かんざしをさし、最後に衣装を着付けられた時には、もう私はどこからみても芸妓になっていました。 鏡に映る自分の姿、そこには一人の女性がいるのです。

 私は、久しぶりの芸者姿、佐藤課長に見られるのをためらい、やはりやめておこうかとお店の女将に伝えたのです。

「何言ってるの、お連れさんも他のお客様も、お待ちかねよ」
「でも、・・・」
「貴女は、綺麗よ、自信を持って、早く行きなさい」

 女将に急かされて、舞台のある広めのお座敷に入り、屏風の前に座るようにと言われて、お客様の前に出ました。

「さあ、お待ち遠さまでした、今夜は和装美人ですよ」
「京都育ちの美人芸者、白菊さんです」
「白菊さんと、今夜お酒を飲みたい方は、参加してください」

 数人の男性が、くじを引き、佐藤があたりを引き当てた。

「あら、やっぱり、お連れ様の当たりだわ」
「えっ、江崎なんですか?」
「そんな、野暮な言い方ダメよ、白菊さんと呼んであげて」

 店のママが、佐藤をたしなめて、私を佐藤のそばに座らせた。 まさか、佐藤課長が私を引き当てるなんて、思いもしなかった。

「まさか、君が芸者になるなんて、でも凄く綺麗ですよ」
「和装だと,少しふけて見えるでしょ」

「そんな、若くて美しい芸者さんだよ」

 結局、その夜は芸者姿で、佐藤課長のお酌をしながら、夜は更けていった。
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布団が二組並べられた和室、着物を脱いだ私は、 その夜から男と女として、彼と交際を重ねていたのです。

  二人の秘密の関係は、それからも地元の横浜でなく、都内でデートを繰り返ししました。

「君が、女装してたなんて、知らなかったよ」
「私、普通にスカートやドレスで女装して、休日は外出してたんです」
「えっ、それは、どこで?」
「横浜でなく、主に東京で。前に、女装で会ったわ、渋谷で」

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「渋谷で歩いていて、何度か、佐藤さんにも会ったのよ」
「えっ、何度も? 僕と?」
「そう、ハチ公前で並んでいたり、交差点ですれ違ったりしたわよ」
「気づかなかったよ。でも、なぜ? 君が独身なのか・・・」
 佐藤課長は、私の顔をみつめていた。

「なるほど」
「なるほどって、どうして?」
「君は、女性になって楽しめるからですね」

 外出する時は、私は洋装での女装が好きなのに、彼から求められたのは、都心から離れた和風旅館で、和装、肌襦袢の姿でした。

 デートの最後には、ドライブして都心のSMホテルで楽しんだりもした。 和装で女装して、縄で身動きが出来ないように縛られたこともあった。

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 3年前、私も彼も、違うところに転勤して、もう忘れかけていた。 ある日、久しぶりに彼が「会いたい」とメールをくれました。

 彼とメールするようになり、彼の優しさや私への何となくの下心が感じられた。 しかし、私もだんだんと、妙な事を考えて期待してしまうようになっていました。

《3年が過ぎて》

 そして、11月、その日が来ました。 新大阪駅の東口に車を止めて、女装したままの姿で彼を待ちました。 東口は、以外と利用する人も少なく、車での待ち合わせに便利なのです。
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 今は、交際中の人がいるのに、 「何をやってるんだ?私は…」と思って罪悪感も感じました。 でも、会った途端、会えてよかったと思っていました(笑)。

 佐藤の荷物を積み、ホテルまでドライブ。 車の中では、さりげなく手をつないできて、「ん?」というと彼は、「つなぎたかったんだ」と言うのです。

 運転している私のスカートの膝、太ももをそっと撫でられて、私は既にこのときから興奮していました。 ホテルのフロントで彼がキーを受け取り、エレベーターにのると、彼は私をぐいと抱き寄せるのです。

 私の心臓は、これから始まることへの期待で爆発しそうでした。 もう完全に二人は恋人気分、無言で二人は部屋へ向かいました。 部屋に入り、荷物を置くと、彼が私を抱きしめました。

「こうしたかったんだ」

 軽くキスをされ、またギュっと抱きしめらた、私は何も抵抗できませんでした。
背の高い彼に身をまかせながら、私は彼の男としての高まりを感じていました。 本能は既に開花…舌を絡めて再びキスしてきました。

 暖房の効いた室内に入ると、彼と並んで、ベッドに座っていましたが、もうキスだけで力が抜けそうでした。

「すごく素敵だよ。ずっとこうしていたい」
 彼にそう言われて、私は何も言えませんでした。
「キミを愛したい」とささやかれ、座っている姿勢からベッドに倒されました。

 それから長い間、舌を絡めていました。 彼の愛撫は、私の弱い部分、太腿を舐めるのです、脇腹のあたり腰の部分も、彼が舐めるために ガーターベルトとストッキングも脱がされた。

 彼の舌先での刺激が、伝わってきます。脇腹から腰、ふともも、足の先まで揉みほぐすように指で摘まみ、口唇でなぞっていくのです。
「早く、アソコも舐めて」と言いたくなるのを堪えていました。

 私のアソコはエッチな期待で既に、ショーツの中で先端がジットリ濡れていました。 しばらくして、ショーツの中に彼の手が入ってきました。

 せっかく股間にはさみこんでいたのに、私のペニクリを捜しあて、指でクリクリといじられるのです。 感じてしまい、もう我慢できません。

 思わず、「はぁっ・・・」と声にならないような声をあげていました。 一度声を出してしまうとダメでした。

「あっ、ああん」
 指はソフトタッチなんですが、かえってそれで敏感に反応してしまいました。 彼は私のペニクリが、恥ずかしいぐらい硬くなってくると満足したのか、今度は首すじを舐めてきました。 首すじの刺激に弱いのです、私は彼に与えられる刺激に翻弄されていました。

「あっ…ダメ、ああ~、そこ、ああっ」と、よくわからないことを言っていました。
「ここが弱いのか? もっと舐めてあげるよ。」
「いや~ん、んっ、ああっ」と言いながらも、首すじに電気が走る快感に溺れていました。

「ここも、舐めるね」と首すじからの刺激。さらに、ブラジャーをずらし乳首の周囲を舐め、舌が私の乳首に当たるのです。いつのまにか、ブラジャーのホックは外されて、ブラジャーをはずしてしまった。
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「はぁっ、いいっ、ああ、感じるの」と息をもらしました。
「感じてる声が、すごくいやらしいよ」

「もっと聞かせてくれ」
「あぁ~、あっ、いいわ」
「そうか、ほら、もっと感じてごらん」
「あっ、だめっ、あかんよ」

 恥ずかしいことに、乳首への刺激にたまらず、私は声をあげていました。彼の身体にも、変化が起きていました。既に彼のものが、当たるのは分かっていたのです。彼に誘導されて、手を持って行かれたので、触ってみると、カチカチでした。

「すごく、かたくなってるわよ、好きにしても、いいでしょう」

「あーっ…いいよー、すごく気持ちいい。もっと触って」

 彼に言われて、タマの方も包みこんでやさしく、ちょっとタッチ。
「あっ、あぁ~、いいよー、上手、すごく」

 とても気持ち良さそうな声を出してくれました。 彼も私のアソコに手を伸ばし、そっとクリトリスに触ってきました。

「あぁ~、そこ、だめっ、感じちゃう」
「すごく濡れてるよ、嬉しいよ。もっと感じていいよ」

 それからも、せわしなく指を動かし、さらに乳首を舐められて、ダブル攻撃。 ショーツは彼の手で、脱がされそうになっている。

「オネガイ、下着は全部脱がさないで、女の姿のままで、オネガイ!!」
「全裸の君もステキだよ」

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 そう言いながら、ショーツは、彼の手で脱がされて、片方の足首のところにある。ペニクリは彼の手の中。

 女性を象徴するようなブラジャーは脱がされて、上半身は乳首をさらけ出していても、ゆるくカールした長い髪と、ネックレスのおかげで女性としての最小のものが残っている私。でも、ペニクリをさらけ出しているのが恥ずかしい。

「女のままで、オネガイ!!」
「いまの君は、どうみても女だよ」
「あぁっ、あっ、ああ~、あっ」
 その時、私は、既にイキそうでした(笑)。

「イっちゃうから止めて…」
「止めてほしくないくせに、イッてもいいよ」
「ダメ…もったいない」
「今夜は、何度でもイカせてあげるから…ほら、ここが好きなんだろ…」

 彼は再び右手でクリトリスを刺激、左手で乳首つかみ舌でコロコロされると、絶頂に上り詰めそうになりました。

「あっ、ああっ、ああ~」
「いっていいよ、声を聞きたい、イク声を聞かせてごらん」
「いくっ、いくわ、ああっ、ああ~、いくー、ああ~」

 彼の刺激で絶頂を迎え、私は我慢できずに、白いほとばしりと共に逝ってしまいました。でも、彼は私のアレが見えないように、ショーツをペニクリに被せてくれた。女にはないはずの物を隠してくれる、そういう、優しさが好きなのです。

《女のままで逝かせて》

 少し眠ってしまったのか、大急ぎで下半身をボディーソープで洗い、持参の香水でかすかな精液の匂いを消します。 私と入れ替わりに、彼が浴室に入る。シャワーを浴びて彼が汗を流している間に、私は化粧を直します。

 ショーツ、ストッキング、ガーターベルト、豊かな胸元を演出するブラジャーで装う。 私は、メイクが終わると、室内で履くハイヒールに足を入れる。 彼がバスローブをまとって浴室から出てきました。

 どうせ、すぐに汗を流すようなことをするのに、でも湯上りのさっぱりとした彼の匂いが好き。 ソファに隣り合って座り、イチャイチャしながら、今日の楽しみ方を話した。

「写真を撮ってみたい」
「きれいに撮ってね」
「それが、今日は君に、アレがあることが分かるような」
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「そんなの恥ずかしい」
「もろに見えるのではなくて、そこにあるのかなというような」
「じゃあ、下半身丸出しじゃないのね」

 彼は愛用のカメラを用意している。撮影と言っても遊びのような気分。

 「きれいだよ」とか言いながら、何度も何度もシャッターを押すのです。 いろんなポーズ、姿勢を変えて、彼も立ったり座ったり、途中で写真の確認をしていると、結構時間が過ぎていく。 撮影が終わると、彼に抱き上げられベッドへ。

 ベッドに横たえられ、彼は私にやさしくキス。 そしてもう1度キス。今度は舌をからめます。お互いの舌を吸いあう音が響きわたります。 彼は私の大きくなったPを優しくなでながら、私の乳首を舌で転がします。 彼のモノが欲しくてたまらない私の気持ちを知っていて、わざとじらしているよう。

「ああ、いい、はやくして~、もう待ちきれないの~」

 私は彼の下から逃れると、体勢を入れ替え、彼の下着をおろしました。 もうすでに大きくなっています。その逞しいモノに、私はしゃぶりつきました。

 彼が「おぉっ」ってうめくのを聞いて、さらに激しく吸い付きました。 舌でPの先っぽを転がし、そのあとにはのどの奥までくわえ込む。 そんなことを繰り返してくるうちに、彼が私の口からPを抜きました。

 そしてもう1度抱きかかえられ、頭が枕にくるように寝かせられ、彼に開いた足を持ち上げられました。 アナルにローションを塗り、とろとろになったところを指で、ゆっくり、ゆっくりほぐしていきます。
 
 彼の太いモノが突き当てられたかと思うと、ズブズブっと私の中に入ってきました。 ひさしぶりに初めから、正常位で抱かれました。 3年前までは、最初はバックでしかHしたことがありませんでした。

 後ろから挿入されると「エッチしている」っていうより「犯られてる」っていうような感じでした。 入れられたまま、向き合ってキスされたり、髪をなでられたり、「ああ、私はこの男性のものになったんだ。」って実感させてくれます。

 今夜は、課長に「犯されて泣くOL」を演じた。

「アアッ、課長、ペッティングだけで、終わりにして」
「君も俺のもので、感じたいんだろ」
「イヤッ、課長、そんな、ダメです」
「もう大人なんだから」

「ああっ、そのままじゃ、スキンが」
「スキンなんか無いほうがいいんだよ、男はね」
「着けてください、困ります、お嫁に行けなくなります」
「嫁に行けるように、経験しておくほうがいいんだよ」

「ゼッタイ、中で射精しないで、オネガイ」
「入れさせておいて、射精しないでくれって、無理だよ」
「ああ~、入ってるわ、少し痛いわ」
「処女だったのかい、こんなにクリちゃんの大きい、お譲ちゃんがね」
「課長、中では出さないで、排卵日が近いんです」

「嫁入り前なのに、くわしいんだね」
「ああっ、中ではイカナイデ」
「もうそろそろだ、いくよ、このままでイクよ」

 二人の芝居が進むうちに、本当に熱く燃えあがってしまいました。 最後には、彼がお気に入りのOLの名前を連呼しながら、私の腸の奥のほうに精液を勢いよく注ぎこむ。 荒い息のまま彼の手で、私のクリちゃんが擦られて、私も逝きそうになっていました。

「オネガイ、暗くして」
「なにも恥ずかしがることはないよ」
「女なのに、ペニクリから精液を噴き上げるところを見られるのが恥ずかしいの」
「いいじゃないか、ほら、もう逝きそうだよ」
「アッ、ダメッ、早くかぶせて」
「これでも、いいのか」

 脱がされたパンティーを、上からかぶせてもらった時に、ほとばしるのを感じました。 シルクのパンティーに染みが広がり、栗の花の匂いがしていました。 ガーターベルトとストッキングだけの私、股間のものはパンティーで隠されていました。

 長い髪の毛、美しく化粧をした顔。 悩ましいランジェリーを身につけた女性が、精液を垂れ流して喘いでいるなんて、イヤ。 女装子の私には、そんな姿が許せなかったのです。

 彼の前では女性でいたい、その夜は私の願いを聞いてくれました。 途中で、お酒を飲んだり、アダルトビデオを見たりしながら、騎乗位、屈曲位・・・体位を替えながらのHが続いた。 もう私が射精することはなく、挿入された彼の肉棒が前立腺を刺激することで、ドライオーガズムの連続で射精のない快感というか刺激に喜悦の声をあげ、失神した。

 気が付くと彼の腕に抱かれていた。 夜中の1時くらいになって、私はシャワーを浴びた。 精液の匂いというか、男同士のセックスの匂いを落とし,甘い香りの香水をつけ、新しいスキャンティを身につけた。純白のネグリジェ姿でダブルベッドにそっともぐりこみ。久しぶりに彼の腕枕で眠りました。


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 朝は早く起きて、乱れた髪をシャンプーし、髭やむだ毛の処理をしてメイクもしました。 部屋に散らかっているティシューやスキンを始末して、女としてのマナーを心がけているのです。

 彼もちょうど起きたところで、背中から抱きしめられた。 外を眺めるような姿勢で、ホテルの窓に向かっている、窓の外からはネグリジェ姿の女性が見えているかしら。 前をはだけられ、胸をもまれている私、乳首に舌をはわせている彼の姿も。

「ねえ、ベッドに行かないの」と言ったのに、聞き入れてくれない。 無理矢理に、ソファの上でキス。 ネグリジェの前を開けて、胸とあそこを愛撫され、朝からHモード。

 太ももをなでる彼の指使いと、首筋の舌使いで感じてきた私。薄い透けるようなネグリジェで、彼のほうに振り向いて、唇をむさぼるように吸いました。

「ベッドでなくても、ソファでやっても同じ」と言われ、うつむいて「うん」とうなずくだけ。 彼のモノにさわると、すでに大きくなっていました。

 私の口は、彼の唇から彼のモノへ。 彼のモノが、朝になって硬くなっているのを、口にするのもすごく好き。 何時間でも彼のために口で奉仕したい、いつもそう思っています。 愛おしい彼が、ソファに私を寝かせて、股をM字に開いている状態の私に、彼がゆっくり近づいてくるのです。
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 腰の部分が細いひものようなスキャンティー、脱がなくても股のクロッチ部分がなくて、穴があるのです。横からはみ出した私のPを、彼にすっぽり口に含まれてしまいました。

 しばらくして、彼の男の部分と私の女の部分に、ザーメンのようなローションを塗り終わる。私は白いスキャンティを穿いたままで、穴の部分から彼の先っぽが入ると、あとは腰を押しつけてくる彼が、そのまま根元までズブッと入ってきました。

 私は「う、ふん」と声をあげ、ゆっくりと彼を迎えるのです。 彼の動きに合わせて腰を動かし、私は何度も何度ものけ反り、彼は私の胸を下から押し上げるようにもんでいます。 こんなときに、もっと豊満なおっぱいがあったらと思うのです。

「ああっ、佐藤課長、だめよっ」
「いいじゃないか、もうこんなになっているのに」
「アアッ、クリちゃんを、そんなにしたら・・・」
「感じるのだろう、逝ってしまえ」
「アッ、逝っちゃう」

私が先に、絶頂を迎えてしまったのです。

「スキャンティの中で、いいか」
「オネガイ、・・!」

 昨夜、何度も逝ったのに、また噴き出しそう。 精液がほとばしるのを、小さなスキャンティの中で見えなくしてくれたのです。

 「今度は、俺の番だ、逝くぞ」
 そう言うと、彼の腰の動きが激しくなりました 。

「中で逝かないで、赤ちゃんができたらどうするの」
「アラフォーのお前に赤ちゃんができたら、一緒に育てよう」
「そんな、ダメよ」
「いいから、おれの赤ちゃんを産めよ」

「いけないわ、いけないわ」
「イケナイなんて言いながら、逝きそうなんだろう」
「そうよ、もう、逝っちゃう」
「俺のもので、感じているんだな」
「ああっ、いい、いいわ、私の中で逝って、オネガイ」
「いくぞっ、俺の子を孕め、いく~、おおっ」

 すぐに彼の絶頂を告げる声とともに、腰の動きが止まり、そしてゆっくり彼はのしかかってきます。 彼は、私の中に精液を出し尽くしてくれたようです。

 放心状態で天井を見上げていると、彼が髪をなでてくれます。 京都では、芸者の姿で愛されたこともあったわ。 今は、お姫様のようなネグリジェに、ロングのウイッグ、 女の気分のままで、逝かされて、幸せでした。

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《おわり》


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