《7》土曜  女装する男の娘たち【7】

 週末になると、男性モードから解き放たれて、悩ましい女性のランジェリーを身につける。その後は下着姿で楽しむ方、女装して出会いを楽しむ方、中には、一夜限りの人妻になったり、今回のお話しのように、女装して本当の女性と女装レズを楽しむ人もいるのです。

【目次】女装する男の娘たちの7Days 
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女装する男の娘たち【1】《日曜》お花見ドライブ
女装する男の娘たち【2】《月曜》電車で痴漢されて 
女装する男の娘たち【3】《火曜》職場で、女装すると噂されて
女装する男の娘たち【4】《水曜》残業はモデルハウスで
女装する男の娘たち【5】《木曜》職住接近が理想の関係
女装する男の娘たち【6】《金曜》週末は、あなたのメイドになって
女装する男の娘たち【7】《土曜》ネットで出会った年下の彼



《初めての待ち合わせ


 昼間の暑さに比べて、過ごしやすい10月末のハロウィンの夜、大阪市内は、とても賑やかでした。 梅田の阪急では、かぼちゃのお菓子、ハロウィンのグッズがたくさん並んでいました。

 夕方、大阪駅前はかなり混雑するので、少し離れた場所で待ち合わせ それは、梅田から一駅の中崎町近くのお洒落なホテル、 結婚式場として、若い女性に大人気のホテルなのです。このホテルで、ウェディングドレスに着替えたのです。
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 道から階段を上がったところ、目立つようにバルコニーに立ち、 ウェディングドレス姿の私、頭にはティアラを載せていました。 教えられていたナンバーの白い車がホテルの前に止まりました。

 私が階段を降りると、ドアが開き、その車に乗り込みました。 出会い系サイトで知り合った彼は、大阪の市役所の公務員。 初めて会った彼は、結構、イケメン君。 ハンドルを握っている彼は、かなり緊張しているみたい。

 女装子の掲示板に、何度か写真をアップしてお誘いのメールが届くのを、次々に見ていて、「彼なら、いいかもしれない」、そう思ったのです。
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 彼の歳は、私より年下、なんと私は自分より若い男性と交際することにしたのです。彼は、なんとなく福山雅治に似ていました(声だけ)。

「すごくカッコイイ、私みたいなお姉さんじゃ、嫌じゃない?」
「瞳さんみたいな、可愛い系の女の子と過ごしてみたいな・・・」

 嬉しいことに、そう言ってくれたのです。

「ハロウィンだから、ウェディングドレスもいいですね」
「今夜だから、思い切って、花嫁になってみたの」
「花嫁になってください、遊びじゃなくて、本当に一生、大切にしますよ」
「一生なんて、無理よ、私は女装しているだけ」
「結婚なら、今は同性婚もできます」
「・・・男同士で?」

「僕の街なら、認めているんです」
「私は、女じゃないから・・・妻にはなれないわ」
「性転換してください、費用は僕が払います」

 『マジ!出会い系にも、こんな男性がいるのぉー!!』という感じ。 話の流れを変えて、今夜はお互いどんなエッチが好きか、どこが感じるか話し合ったのです。

 車が着いたのは、ラブホではなくて、彼のおうちへ、彼の両親は旅行中で不在。 ホテル代を浮かすために、邪魔ものはいない、このチャンスを狙ったのか (#^.^#)、  後で分かったのは、買ったばかりのダブルベッドを使ってみたかったとのこと 。

 母屋の前を通り、離れと言っても一戸建て。すぐに彼の家の車庫に車を止めた。車から降りて、まだ新築したばかりの彼の家に入る。
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 灯のついた玄関の ドアを開けると、ソファーのあるリビング、さらにダイニングキッチンをとおり、その奥に寝室がありました。エアコンで暖かくなった部屋には、ダブルのベッドがあります。

 早く襲ってほしくて、私から先にドレスを脱ぎました。身体を締め付けていたコルセットを脱ぎ、下着姿になってベッドに入りました。 イケメン君とこれからSEXするのかと思ったら、 待ってる間、すでにドキドキ 。

 私は彼を小悪魔風に上目使いで見つめます。・・・すると、彼の方からキスして来た! イケメンの彼のディープキスに続いて、彼は私の耳から首筋を丁寧に舐めてくれました。

 手はオッパイに伸びてきて、柔らかいシリコンパッドの入ったDカップのオッパイを揉まれているうちに、彼がブラジャーを外してしまったのです。乳首が見えてしまい、隠そうとしても、彼が私の手をどけてしまうのです。

 乳房は、少しは丸みがあって、乳首を刺激されると感じてしまうのです。その刺激が強くなると、下半身のあの部分、アソコの先端から熱い我慢汁がとろっと出て来るのが分かりました。

 こんなに濡れて恥ずかしいな・・・って思ったら、彼はショーツの中に指を入れてくるのです。
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「凄~い!こんなに濡れてる」
 なんて言いながら、ショーツの中で固くなっているものに触れている彼。私の上に被さるようにして、胯間部分を目の前にして、今度は口と舌で舐め上げる様に刺激しながら、ペニクリを吸われたのです。私は彼にされるままになっていました。

「あっ、あっ、あっダメ!イヤ!」
「感じてるんでしょ、また固くなってる」

 言葉とは違って、私の身体は、その刺激を求め続けていたのです。

「女性のクリは、何度か経験があるんだけど」
「嫌だったら、しなくてもいいのよ」
「こんなに感じてくれるなんて、ステキだよ」

「瞳さん、指を使っても、いいかな」
「そんな、そんなにしたら、逝ってしまうわ、今度は私の番だわ」

 彼と場所をかわり、今度は彼の乳首を舌で転がしたり、吸ったりしてあげました。 手でデカチンをニギニギしながら…私のお口に。

ここで驚き!! 人の気配が

「おーい、お客さんか、お熱い所だったんやな」
「今日、カボチャのスープとドーナツを作ったから、二人で食べなさい」

 その声に驚いて振り向くと、彼のお婆さんがベッドのすぐそばにいました。 布団で隠す間もなく、彼の下半身に顔をうずめている私。

「気にせんでええから、二人仲がいいようやね」
「ばあちゃん、チャイムぐらい鳴らしてよ、びっくりするじゃないか」
「驚いたのは、ばあちゃんのほうだよ、鍵もかけないで」

「今度から、鍵をかけとくよ」
「お嬢さん、孫の嫁になって、早く赤ちゃんを頼みますよ」
「はっ、はい」

 ベッドの足もとまで近づき、私たち二人が何をしているか、わかっていても気にしていないお婆さんでした。 ただ、お婆さんには、私の下半身が見えていないようでした。

「ヒロキも、もうすぐ30、家に連れてくる彼女さんがいたんだねぇ」
「32だよ、いいから、早く出て行って」
「早く嫁さんをもらって、身を固めるといいのに」
「ばあちゃん、この部屋から出て行ってくれ」
「来年ぐらいには、結婚、みんなそう思ってるのにねぇ」

 彼がそう言うと、お婆さんは少し離れたところから振り向きました。

「ヒロキ、美人のお嬢さんで、よかったなぁ」
「赤ちゃんが先にできてもええから、親にも早よ紹介しとき」

 突然のことで、彼が謝ってくれました。
「婆さんが入ってくるなんて、ごめんね」
「いいのよ、気にしないで」

 寝室のベッドの二人を見て、・・・でも、私が男だなんて気づいてないことで、少し安心したのです。美人のお嬢さんと言われて、内心うれしかった。

 お婆さんが出て行ったあと、彼はドアに鍵をかけていました。 彼がもどってきたら、次は、私自慢のフェラなのです。

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 亀頭の周りを舌でグルリと舐めてあげ、入るところまで口に含み吸い上げたり、横からハーモニカを吹く様に、竿を軽く吸いながら左手で、我慢汁でヌルネルの亀頭を優しくクリクリ。

「いいよ、すごくいい」
「あっ、…あ、あっっー」

 彼は、喘ぎ声になって来たので、口に入るだけ含み吸い上げてあげたら、ドクドクと精液が出て、彼はイッちゃいました。

 最後に亀頭の先をチュッってキスしてあげたら、彼の腰がピクッって引いた…クスグッたかったみたい。 そのあと、少し休憩。おばあさんのカボチャのスープが美味しかった。

 『早い、もう、回復している』
 勃起して固くなっている彼に気づきました。ローションで準備が終わるとすぐに、私は彼に抱き寄せられた。乳首への愛撫、兜会わせ、ベッドの上で体勢をクルリと正常位に変え、ゆっくり入って来ました。

「痛い?大丈夫」と彼。
「初めてだから・・・でも大丈夫」
「中は、ちょうどいい締め付け具合だよ」

 もう、何度も経験しているのに、処女のようなふりをしている私。私のアナルの中で、奥に侵入してくる亀頭部分、途中でGスポットに当るのか、思わず感じてしまう。
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 一度入ってしまったら、痛みとかよりも、むしろ、女として抱かれている悦びを感じていました。 単調な動きが多い彼、私が腰の動きに合わせると、彼は気持ちよくなっていたのか、しだいに動きが激しくなってきました。

 奥の方のあの部分を、何度も刺激され、すぐに私は感じはじめてしまいました。二人の喘ぎ声、ベッドの揺れ、彼が腰を打ち付けてくる音、もう二人は絶頂に向ってのぼりつめていくだけ。

「アア、もうダメ!」
「いいよ、いきそう」
「イッテ!オネガイ」
「イクよ、イクッ、あっ……」

 すぐに彼の腰の動きが、止まったようになり、彼の精液が注ぎ込まれるのを感じました。わたしで逝ってくれたのが嬉しかった。私達は、しばらく繋がったまま抱き合っていました。

 しばらくして、ベッドから起き上がり、おしぼりで、彼のものと、私のあの部分をきれいにしました。 ベッドサイドに散らばった下着を片付け、赤いランジェリーに着替えました。

「お婆さんは、妊娠してもいいって言ってたね」
「そんなこと、あるわけないよ」
「わたしなら、お嫁さんになってあげてもいいよ」

 年下の彼に、冗談っぽく言いました。

 ベッドサイドテーブルからティアラを手に取り、頭に飾ってみました。花嫁のように 。このティアラ、高かったのです。

「記念に、写真を写そう、おばあさんに、見せてあげたら」
 彼の手を引っ張ると、「ダメだよ、恥ずかしい」、と逃げるのです。
「セルフで、一枚写っているわ」
「エエッ、困るよ」
「心配しなくても、写ってるのは、私だけよ」

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「明日は、金曜日だから、お仕事ね?」
「休みの届は出してきた、明日も、ずっと一緒だよ」
「子どもの産めない私は、おばあさん、がっかりするね」

「僕は、居なくてもいい、子どもなんて」
「私は、赤ちゃんが欲しいわ、妊娠させてくれたら」
「僕が君を妊娠させたら、どうするの?」
「あなたのお嫁さんになってもいいわ」

 私は、彼の方を向いて、にっこり。
「私も、永久に休みの届を出すから」

 ハロウィンの夜だけの、二人のお芝居。妊娠するはずもないのに、会話を楽しみました。



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