《亡き人の仏壇の前で》

 今年の春から入院されていたSさんが、お亡くなりになったとの悲報。お葬式には間に合わず、葬儀の3日あとにお宅を訪問した。

 6年前、まだ住宅展示場の仕事をしている頃に、建築の依頼をうけて建てた家、床の間と仏壇のある和室に案内された。

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 振り返ると5年前、女装者との交際希望の男性と、お店で知り合った。それが、江崎さん、彼は女装している私に気づかずに、ホテルに誘われた。ホテルでの一戦が終わった後、一緒に入った明るい浴槽で、素顔の私に気づいたのです。

 まだ交際を始めてから5年しか経っていないのに、江崎さんは急性心不全で亡くなってしまった。コロナ禍で病棟で面会もできず、お別れのあいさつもしていない。

 まだ、黒い喪服の奥様が丁寧に応対してくださったので、「お線香だけでも、お供えしたい」と持参した線香を手渡そうとした。すぐに立ち去ろうとしたら、仏壇にお参りして上げてください、と言われて、仏間にあがりました。

 仏壇にお参りして、線香をお供えしようとしたら、「冷たいお茶でも」と奥様が言うので、
お茶だけでもいただくことにした。

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 私も喪服のスーツ姿なので、違和感がないように静かにしていました、そこに縄を持った奥様が「あなたね、主人の浮気相手のおかまは」

 昔、レスリングで、オリンピック予選にもでた事のある奥様に、押さえつけられ縄で縛られたのです。仏間の畳の上で、スカートは脱がされ、黒いショーツが見えてしまう姿で、後ろ手にしばられ、身動きできない私。

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 でも、どうして私のことを知ったのか、不思議でした。すると、奥様の言葉ですぐに分りました。
「主人の手帳に、阪倉と言う名前があったわ、プレイ(阪倉)とね」
「貴女の持ってきた香典の名前も、阪倉、うちには阪倉という親戚は居ないの」

 「仏壇の前で、あの人にお別れをしなさい、」

「まあ、いやらしい身体ね、おっぱいがあるのね」
「これじゃ、女みたい、でもお〇チンポは有るのね」

 縄で縛られて、身動きができない状態で、奥様の執拗な責めが続きました。

「ほんとは、男が嫌いなの、主人も嫌いだったわ」
「でも、あなたとだったら、レズも楽しめそうね、レズリングだわ」

 そう言って、縄をとかれてベッドに連れ込まれて奥様の命令のまま、全裸でベッドでのプレイが始まりました。

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 「あなたのクリを感じさせてあげるわ」
「感じやすいのね、もうクリが固くとがってきたわ」

「ピンクなのね、夫のは赤黒くてイヤだったわ」
「かわいいピンクの亀頭、あなたのクリを舐めてあげるわ」

「ああっ、だめです、ああ~」
「イヤなの、こんなに感じているのに、もっとっしてあげる」

 奥様に与えられる強烈な刺激、レズプレイ、それも長く続くのです。それから、女二人が絡み合う様に、1時間かそれ以上。すでに、セットしたヘアースタイルも、すっかり乱れてしまった。

 二人が足を絡ませて、奥様のふとももが、胯間をやさしく何度もこすり上げるのです。それは、私のクリに繰り返しあたりすぎて、最後には恥ずかしいことに絶頂に達して、逝ってしまったのです。

「逝けたのね、お尻に挿入されるのが、女じゃないのよ」
「・・・はい、・・」
「男なんかより、ずっといいでしょ」

 悩ましいランジェリーで、女になっている私を、舌で、唇で、オーラルな刺激、性感帯への指先の微妙なタッチ。身体がその甘い刺激、官能の悦びを求めてしまうのです。

 それからは、奥様のお誘いがあるのです、”女子会” のたびに




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