遅ればせながら、1月3日に初詣に行きました。

 皆さんは、有名な神社、参拝者の多い寺院に行かれたのでしょうね。私は、少し郊外にある静かなたたずまいの所にお参りしたのです。 

 そこは、壺井八幡宮、幼い頃、「ご先祖様ゆかりのお宮さんだよ」と祖父に連れられて、子どもにはきつい石段を上がって行ったのです。それから30年が過ぎて、源氏の氏神様に、お参りする私は、武家装束ではなく、女装でお参りしました。
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 大阪には、摂津、河内、泉州という三つの地域があります。その一つ、河内(かわち)の国の南には、楠木正成が領地としていた地域、遡れば太宰府に流された菅原道真の親族が領地としていたところ、南河内が有ります。

 南河内の栄福寺には、聖徳太子のお墓が有り、平安時代には貴族や女官達が「太子信仰」として、京都からお参りされたそうです。その1キロほど北西方向に、河内源氏を祀る壺井八幡宮があるのです。


 境内には、樹齢1,000年になる天然記念物の楠がそびえている。きれいに掃除された境内を過ぎるとこじんまりとした社殿。現在の社殿は、平成7年に、徳川綱吉公が再建された当時の姿に復原修理されたものです。


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